「ただの疲れ」その油断が命取りだった
30歳。仕事もプライベートもこれから、と思っていた矢先、まさか自分が「病気」、それも心臓の病気と向き合うことになるとは、夢にも思っていませんでした。
始まりは、数カ月前から時折感じるようになった、朝起きたときの軽いめまいでした。「ああ、またか。最近忙しかったし、寝不足かな」。当時の私は、そんなふうに軽く考えていたのです。仕事の忙しさや睡眠不足のせいにして、自分の体のサインから目をそらしていました。
でも、体は正直です。めまいは徐々に頻繁になり、ただの立ちくらみだけでなく、階段を上るだけで動悸や息切れまで感じるようになりました。「さすがにおかしい」。不安がよぎり、ようやく重い腰を上げて病院へ向かいました。この時はまだ「念のため」という軽い気持ちだったのですが……。
医師からの宣告は
心電図、血液検査、心臓のエコー。ひと通りの検査を受け、医師から告げられた結果は、思いも寄らないものでした。 「心房細動(心臓の上部にある「心房」が不規則に細かくけいれんする不整脈の一種)の兆候があります」 軽度とはいえ、心疾患。そして、「このまま放置すると心不全や脳梗塞のリスクが高まる」という言葉に、頭が真っ白になりました。
ただの疲れ、30代になったから(加齢)のせい。そう思い込もうとしていた症状が、実は命に関わる病気の前兆だった——。その事実に、ただただショックを受けました。
生活習慣を見直した結果
しかし、落ち込んでばかりもいられません。医師の「早期発見でコントロール可能」という言葉を信じ、すぐに生活習慣の見直しに取り組みました。まずは食事の塩分を控えること。そして、毎日のウォーキング。医師の指導のもとで服薬管理も始まり、定期的に心臓の状態をチェックする生活がスタートしました。
最初は「本当に大丈夫だろうか」と不安でいっぱいでしたが、生活を変え、治療を続けるうちに、少しずつ体調が安定してくるのを実感できました。
まとめ
「まだ若いから」「ただの疲れだから」という油断が、一番の敵だったのかもしれません。この体験から、小さな体の変化を見過ごさず、早期に受診することこそが命や生活の質を守ると痛感しました。無理をせず自分の体を大切にする意識が、健康で安心した生活に欠かせないと気付かされました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新田咲/30代女性・会社員
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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