義姉を制圧。義母も成敗なるか…?
お義姉さんが、お小遣いのためにお義母さんの味方をしていたことが発覚し、ケンがお義姉さんに、「今後お義母さんが何か言ってきても私たちに従うよう突き放す」と約束させました。
そうして私たちは、お義姉さん宅をあとにして……。













「姉さんはもう、母さんの味方はしない。俺たちのやり方に口出しもしないし、肩も持たないって」
ケンさんがそう告げすると、義母は「嘘よ! ミサキはやさしい子なのよ! 食事に誘ってくれるし、私の愚痴も聞いてくれる自慢の娘よ!」と認めようとしません。
そこでケンさんは、「嘘だと思うなら、電話してみろよ」と冷たく言い放ちます。ケンさんの態度にカッとなり、電話をかけた義母でしたが、頼みの綱である義姉から返ってきたのは、予想外の反応でした。
「私、忙しいの……ケンの言う通りにして」
それだけ言うと、義姉は一方的に電話を切ってしまいます。立ち尽くす義母に、ケンさんは静かに引導を渡しました。
「わかったか? もう母さんを助ける人間はどこにもいない。俺たちのルールに従えないなら、同居は解消だ」
唯一の味方にも見捨てられ、ついに孤立無援となった義母。その場に崩れ落ちるしかありませんでした。
◇ ◇ ◇
自分にとって都合の良い「味方」がいるうちは、人はなかなか自分の非を認められないものかもしれません。義姉という「逃げ道」を完全に塞ぎ、義母に現実を直視させたケンさんの手腕はお見事でしたね。
話が通じない相手には、現実を突きつけることが最善なのかもしれません。落ち込む姿や悲しむ姿を見せられると、良心が痛みますが、今までに受けた仕打ちを思い出して、情に流されず、毅然とした態度でいたいですね。冷たく感じてしまうような決断も、ときには必要です。自分や家族を守るためには、どうすべきかを優先し、必要なときは勇気ある決断をしたいですね。
小出ちゃこ