いつもの調味料でレストランの味
それが、料理人・鳥羽周作さんが手がけるレストラン『sio』の「基本のトマトソースパスタ」です。
ミシュランガイド東京2020から4年連続でひとつ星を獲得した『sio』。Instagram「おうちでsio」では、家庭で再現しやすい簡単レシピを多数紹介しています。
特別な材料は使わず、調味料もスーパーで手に入るものばかり。「レストランの味=難しそう」というイメージを、いい意味で裏切ってくれます。
おうちでsio「基本のトマトソースパスタ」のレシピ

材料(1人分)
・パスタ(1.7mm)…100g
・トマトソース(※)…120g
・にんにく…1片
・バジル…2枚
・バター…5g
・パルメザンチーズ…5g
・レモンの皮…適量
・ピュアオリーブオイル(サラダオイルでも可)…大さじ2
・EXV(エキストラバージン)オリーブオイル…小さじ2
・塩…適量
※【トマトソース】の材料(2人分)
・完熟トマトホール缶…1缶(400g)
・ピュアオリーブオイル…30g
・にんにく…1片
・玉ねぎ(みじん切り)…1/8個
・塩…ふたつまみ
・乾燥バジル…ひとつまみ
【A】(トマトソース用)
・ケチャップ…小さじ2
・はちみつ…小さじ2
・バター…1かけ(10g)
ピュアオリーブオイルとは、オリーブオイル特有の香りやクセが控えめで、加熱調理に向いているのが特徴。ない場合はサラダオイルで代用してくださいね。
ソースは多めにできるので、パスタはもちろん、オムレツやチキンソテーにかけても活躍します。
※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。
作り方①パスタを茹でる

まず、湯量に対し1%の塩(分量外)を入れたお湯で8分パスタを茹でましょう。
作り方②【トマトソース】の下準備をする

トマト缶は、トマトのヘタをはさみで取り、手で軽くほぐしてボウルに入れておきます。筆者は食感を少し残したかったので、粗めにつぶしました。
作り方③香り出しをする

鍋に【トマトソース】用のピュアオリーブオイルとにんにくを入れてから火にかけましょう。
油がふつふつしてきたら弱火にし、にんにくの香りをオイルに移します。にんにくは焦がさないよう弱火がおすすめです。
作り方④玉ねぎを炒める

みじん切りにした玉ねぎと乾燥バジルを加え、玉ねぎが軽く透き通るまで炒めましょう。油がはねるので、ヤケドに注意してくださいね。
作り方⑤トマト缶を加える

にんにくを取り出し、②のトマト缶を加えましょう。さらに塩を振り、全体を混ぜます。
作り方⑥仕上げをする

トマトソースがふつふつしてきたら弱火にし、【A】を加えましょう。軽く混ぜながらひと煮立ちさせたらトマトソースは完成です。
作り方⑦にんにくをみじん切りにする

これからトマトソースパスタに仕上げていきます。
まず、にんにくをできるだけ細かくみじん切りにしましょう。
作り方⑧にんにくを加えてソースを温める

フライパンにピュアオリーブオイルとにんにくを入れ、火にかけます。筆者は、焦がさないよう弱めの中火にしました。

こんがりと色がついたらトマトソース120gを加え、軽く煮詰めましょう。
作り方⑨バジルを加える

バジルをひと口大くらいにちぎりながら加え、塩を振ります。
作り方⑩パスタを加える

茹でたパスタを加え、バター、EXVオリーブオイルを入れましょう。

EXVオリーブオイルが全体に絡まるように、しっかりと和えるとパスタにツヤが出ますよ。
作り方⑪盛りつける

パルメザンチーズを加え、皿に盛りつけて完成。お好みでレモンの皮を削ってください。
【実食】バターやオイルのコクが効いてる!

ひと口食べてまず感じたのは、トマトのやさしい甘みがパスタにしっかり絡んでいること。にんにくやバジルの香りもふわっと鼻を抜け、家で作ったとは思えない本格感があります。
レモンの皮をかけたことにより、最後まで重たさを感じずに食べられるのも◎。

バターやオリーブオイルのコクが重なり、シンプルなのに奥行きのある味わいに仕上がっていて感動です。
これまでトマトソースパスタは「仕上げにコンソメや塩こしょうで調えればOK」と思っていましたが……正直、ちょっと反省しました。

調味料で味を足すのではなく、トマトそのものの味を生かしているからこそ、全体がやさしく、きれいにまとまっているんだと実感。
これはすぐまたリピートしたい……次回は具材を足したアレンジパスタにも挑戦してみます。
基本を知ると変わる
プロの技がぎゅっと詰まっていながら、家庭でも試しやすい工夫が満載。気になった方は、ぜひ作ってみてくださいね。
協力/「おうちでsio」さん