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「腰が痛い」ささいな不調を放置した私。ピルの処方で受けた定期検診により判明した病名は【体験談】

PMS(月経前症候群:生理が始まる数日前から心や体にさまざまな不調が現れ、生理が始まると自然に軽くなる症状の総称)の症状がつらく、かかりつけの病院で低用量ピルを処方されるようになりました。その際、「子宮頸がんのリスクがあるため、半年に一度くらいの割合で検査を受けてください」と説明を受けました。「子宮頸がんのリスク」という言葉を聞いた瞬間は、正直、震え上がるほど怖かったのを覚えています。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
沢岻美奈子 女性医療クリニック院長

医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。 2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。
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「特別」だった検査が、いつの間にか日常に

最初のうちは、検査のたびに緊張していました。しかし、何度か検査を受けても異常は見つからず、少しずつ気持ちは変わっていきました。

 

「怖い検査」というよりも、「いつもの検査」。次第に、特別なものではなく、日常の延長のように受け止めるようになっていたのです。

 

なんとなくの不調と、「まさか」という気持ち

そんなある時期、腰の痛みが少し気になり、不正出血もありました。ただ、そのときは「まさかね……」という気持ちのほうが強く、深く考えることはありませんでした。

 

ちょうどそのころ、定期的に受けていた「いつもの」検査を受診しました。すると、検査後すぐに、がん専門の病院への紹介状を手渡されたのです。

 

 

高度異形成と診断されて

紹介状があっても予約が取りづらいと聞いていましたが、幸いにも少し早めに診察を受けることができました。そこで告げられたのが、「高度異形成(細胞の形や並びに強い異常が見られる状態で、放置するとがんに進行する可能性がある段階)」という診断でした。

 

結果的に手術を受けることができ、その後は定期的な検査を続けました。そして2年前、「5年が経過したので、もう大丈夫でしょう」と言われ、検査も一区切りを迎えました。

 

まとめ

高度異形成を経験して、私が強く感じたのは、「私に限って、まさかね」という気持ちは、決して当てにならないということでした。実は、高度異形成は自覚症状がないことがほとんどで、私が感じた腰の痛みや不正出血も、病気とは直接的な関係はなかったかもしれません。それでも、その「ささいな異変」をきっかけに検査を受けたことが、結果的に私を救ってくれました。誰にでも、その「まさか」の可能性はある。不調の有無にかかわらず、定期的な検診を日常の一部にすることの大切さを、身をもって知りました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:吉岡繁美/50代女性・主婦

イラスト/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

 

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