「特別」だった検査が、いつの間にか日常に
最初のうちは、検査のたびに緊張していました。しかし、何度か検査を受けても異常は見つからず、少しずつ気持ちは変わっていきました。
「怖い検査」というよりも、「いつもの検査」。次第に、特別なものではなく、日常の延長のように受け止めるようになっていたのです。
なんとなくの不調と、「まさか」という気持ち
そんなある時期、腰の痛みが少し気になり、不正出血もありました。ただ、そのときは「まさかね……」という気持ちのほうが強く、深く考えることはありませんでした。
ちょうどそのころ、定期的に受けていた「いつもの」検査を受診しました。すると、検査後すぐに、がん専門の病院への紹介状を手渡されたのです。
高度異形成と診断されて
紹介状があっても予約が取りづらいと聞いていましたが、幸いにも少し早めに診察を受けることができました。そこで告げられたのが、「高度異形成(細胞の形や並びに強い異常が見られる状態で、放置するとがんに進行する可能性がある段階)」という診断でした。
結果的に手術を受けることができ、その後は定期的な検査を続けました。そして2年前、「5年が経過したので、もう大丈夫でしょう」と言われ、検査も一区切りを迎えました。
まとめ
高度異形成を経験して、私が強く感じたのは、「私に限って、まさかね」という気持ちは、決して当てにならないということでした。実は、高度異形成は自覚症状がないことがほとんどで、私が感じた腰の痛みや不正出血も、病気とは直接的な関係はなかったかもしれません。それでも、その「ささいな異変」をきっかけに検査を受けたことが、結果的に私を救ってくれました。誰にでも、その「まさか」の可能性はある。不調の有無にかかわらず、定期的な検診を日常の一部にすることの大切さを、身をもって知りました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:吉岡繁美/50代女性・主婦
イラスト/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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