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「要観察なら大丈夫」過信した数年後。50歳の健診で要治療と記された血糖値が招いた結末とは

40歳から、毎年人間ドックを受けています。健康が取り柄だった私は、いつも正常値ばかりの結果をもらってましたが、45歳を過ぎたあたりからは毎年「要観察」に該当する項目がいくつか出るように……。そして、ついに50歳で初めて「要治療」と記載された数値が! 血糖値が高く糖尿病外来に通うようになった体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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40歳から毎年受け始めた人間ドック

30代で出産をし、体重計に乗ることを恐れて現実逃避をし、そのころから体型の崩れも気になってきていました。運動もせずに、食べたい物を食べたいだけ食べていたので、健康も心配でした。そこで、まずは健康が大事と思い、40歳を迎えたのをきっかけに、職場の福利厚生制度を利用して人間ドックを受けることにしました。

 

毎日、子育てや仕事の忙しさに追われ、自分の時間もほとんどありませんでしたが、もともと健康で体力にも自信があったので、それまで健康であることが当たり前と思っていた節があります。でも、そんな健康で何も心配ない状況も将来ずっと続くとは限らないので、日々の生活習慣を見直すきっかけになったと思います。

 

とうとう人間ドックで「要治療」の結果に

40歳で人間ドックを受け始めた当初は、それまでの健康診断と同様、すべて正常値の結果でした。40代半ばごろになると、毎年いくつかの項目で「要観察」となりましたが、要観察はちょっと注意しなくてはならないものの、まだ治療は必要ない状況ということなので、健康が取り柄だった私は「どこも悪いところはない」と自慢していました。

 

それから数年間は毎年、いくつか要観察が出るものの、「要治療」の結果が出ることはありませんでした。ところがそんな状況でなんの手当もせずに数年たったころ、とうとう1つの項目で「要治療」という結果が出てしまったのです。それは、過去1~2カ月の血糖値の平均を反映し、糖尿病のリスクがわかるというHbA1c (ヘモグロビン・エー・ワン・シー)の基準値が4.7~5.5%のところ、7.5%という高い数値のために治療を要するというものでした。

 

血糖値が高くなるのは、一般的には運動不足とか甘い物の食べ過ぎが原因と言われていますが、まさに私もそんな状況でしたので、自業自得だとは思いました。以前の検査の数年間、「要観察」と出ていた項目の1つでもあったので、過信せずにそのときから注意をして対処していればよかったのにと、わかっていながらもできなかった自分を反省しました。

 

 

食事指導と運動で血糖値がようやく正常に

それから、健診センターの提携病院の糖尿病専門外来に通院することとなり、まずは食事指導と生活指導をしていただくこととなりました。糖尿病専門医の食事指導では、普段から“だらだら食べ”をしないよう強く言われました

 

昼食と夕食の間の時間が開き過ぎてしまう場合など間食をする際には、

カカオ濃度の高いチョコを少量。高カカオチョコは食べ過ぎると、油が多くて胃に負担が掛かるので適量にすることが大事とのこと

低脂肪の牛乳とコーヒーを半分ずつ入れたカフェオレ

バナナ1本、もしくはフルーツ入りヨーグルト

にするように言われました。

 

また、私は仕事の関係で夕食の時間が遅くなることが多かったのですが、夕食を21時以降に食べる場合には、全体を半分くらいの量にするように言われました。バランス良く食事をすることが大事とのことです。

 

生活指導では、日々の運動が大事なので、とにかく継続的に無理なくできるウォーキングなどをするように言われました。そして、食事指導と生活指導を受けて3カ月たったころには、血糖値がしっかりと下がりました。

 

まとめ

糖尿病外来で専門医の指導を受けた結果、幸いにも私は薬に頼ることなく、生活習慣の改善だけで数値を基準値近くまで戻すことができました。今回の経験で学んだのは、要観察は決して放置していいという免罪符ではないということです。以前の私のように健康を過信せず、体が発する小さなサインに早めに対処することの大切さを痛感しました。

 

今も「食後の即歯磨き」や「一駅分を速足で歩く」といった小さな工夫を続けています。昨年の健診で要観察へ改善した喜びを忘れず、これからも自分の体とうまく付き合っていきたいと思います。 

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:駒形依子先生(こまがた医院院長)

著者:田川 輝歩/50代女性。勤続約30年となる会社員を務める傍ら、ファイナンシャルプランナーとストレッチインストラクターの副業をこなすシングルマザー。

イラスト/サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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