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「ブッ!」職場の廊下で響いたおならのような音。自分で出した自覚はないのに聞こえた理由【医師監修】

妊娠中、体の変化に戸惑うことが増えていたころのことです。ある日、職場の廊下を歩いている最中、自分の体の近くから思いがけない音が聞こえ、強い衝撃を受けました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
沢岻美奈子 女性医療クリニック院長

医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。 2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。
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妊娠中に感じていた体の変化

妊娠してから腹圧が高まり、以前よりおならや尿漏れが気になるようになっていました。体が変化している実感はありましたが、日常生活に大きな影響が出るとは考えていませんでした。

 

職場の廊下で起きた出来事

ある日、職場の廊下を歩いていると、「ブッ」とおならのような音が突然聞こえました。ただ、自分で出した自覚はまったくありません。それでもたしかに自分の体の近くから音がしたため、思わず立ち止まってしまいました。周囲に人がいなかったことに、心から安堵しました。

 

 

調べて知った初めての現象

後から調べてみると、その音は「腟なら(ちなら)」と呼ばれる生理現象だと知りました。腟内にたまった空気が、立ち上がりや着席時の姿勢の変化、運動時などに外へ排出される際、「プッ」と音が出てしまうのです。

 

妊娠中はホルモンの影響で、出産に向けて骨盤の底を支える筋肉「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」が緩みやすくなるそうです。そのため、以前よりも腟内に空気が入り込みやすくなっていたのが原因のようでした。

 

その後も時々起こることがあり、おならのように自分で我慢できない点が特に困りました。

 

まとめ

妊娠中の体は、自分が思っている以上に繊細で、赤ちゃんを迎えるために想像以上にダイナミックな変化を遂げているのだと実感しました。

 

最初は職場で起きた出来事に強い戸惑いを感じましたが、「骨盤底筋の緩みも出産に向けた大切な準備の一つである」という理由を知ることで、恥ずかしさや不安な気持ちを落ち着かせることができました。

 

予期せぬ体の変化に直面したとき、その仕組みを正しく理解し、自分の体で起きていることを受け止める大切さを学んだ経験となりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)

著者:露木しずく/30代女性・会社員

イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

 

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