ダイエットしても痩せなくなるのは年のせい?
なんとなく生活していると、あっという間に増えていく体重。若いときは少し食事や運動を心掛けていれば、1週間もあれば体重はスッと落ちていました。でも、年々減りにくくなって、運動しても汗をかきにくくなりました。
汗が背中をスーッとつたったのは何年前のことだろう?と、遠い目をしてしまうほどです。周りのママ友に聞いても「そうそう、本当に体重って減らないよね」とおなかをポンポンとたたく人ばかり。
体重が減らないことが当たり前になると、増えないようにする自制心もどこかへ行ってしまいました。思うがままに食べるのに運動をしないという悪い習慣ができ上がってしまいました。ボトムスはゴムの入ったものを選び、トップスはおしりの下までの丈のものを選び、服に隠された私のぜい肉はどんどん増えていきます。
食べることをやめないのに、ずっと体型のことで悩む私。矛盾しているようですが、本当に悩んでいて誰かにアドバイスをもらいたくて仕方がなくなりました。
整骨院の先生に教えてもらった秘策
ついに上の子の卒業式で着るスーツが入らないことに気付いた私。焦りました。そんなとき、つらい肩凝りで訪れた整骨院で「何か体のことで悩んでいませんか?」と先生に聞かれ、減らない体重とぜい肉のことを相談してみました。
そこで、日々の食習慣について一般的なアドバイスとして、次のような話を聞きました。糖質のとり方を見直すことで、食後の血糖値の上がり方が穏やかになる場合があり、食事内容を整えるうえでは、低糖質の食品を意識して選ぶ方法もあるそうです。
さらに簡単な方法として、整骨院の先生は白湯をとてもおすすめしていました。間食したくなったときに温かい飲み物をとると、気持ちが落ち着いたり、食べたい気分がやわらいだりすることがあるそうです。
私はびっくりしました。白湯って体が温まるくらいの作用しかないと思っていたんです。食事制限とかカロリーコントロールとか難しいことは何もないので、白湯を取り入れてみることにしました。
白湯を飲んで食欲をコントロール
次の日から早速、白湯生活を始めました。朝、寝起きに白湯を飲んでホッと落ち着くと、意外にも寝起きに感じていたはずの空腹感が和らぎました。「あれ? 白湯を飲んだだけなのに」。いつもはパンを食べると砂糖入りのコーヒーが飲みたくなって、さらにフルーツも……と食欲が止まりませんでした。
調べてみると、精製された糖質を多く含む食品は、食べ方や組み合わせによっては血糖値が上がりやすく、空腹を感じやすくなることがあるようです。一方で白湯は糖分を含まないため、甘い飲み物の代わりに選びやすいと感じました。昼食、夕食の前にも白湯を1杯飲むようにしたところ、食事の前に少し気持ちが落ち着き、久しぶりにご飯のおかわりを控えられました。
スイーツが大好きだった私にとって最大の懸念は「間食」でしたが、1カ月ほどたつと以前よりも白湯の味わいを意識するようになりました。今では普段の生活で間食をしなくても平気になりました。
まとめ
今回、白湯を習慣にしたことで、食べたい気持ちと少し距離を置いて向き合えるようになりました。たかが白湯、されど白湯。ただ温かい水を飲む習慣を続けるうちに、以前よりも飲み物や食べ物の味わいを意識するようになったのは大きな発見でした。
以前は服に隠すことばかり考えていたぜい肉も、今ではMサイズでもゆとりを感じるようになりました。何より、食べ方を以前より意識できているという実感が、今の私の自信につながっています。お金をかけず、今の自分にできることから始める大切さを実感した体験でした。
医師による解説:白湯が食欲を抑える理由
産婦人科医の立場から、加齢や産後の代謝変化を考慮した、健やかな体作りのための食習慣についてお伝えします。
温かい飲み物で食前に落ち着く時間を作りやすくする
白湯そのものに明確な減量につながる働きが示されているわけではありませんが、食事の前に温かい水分をとることで気持ちが落ち着き、食べる量を見直すきっかけになることはあります。
胃腸を落ち着かせて偽の空腹感を抑える
食事の前に温かい水分をとると、食べ始める前にひと呼吸置きやすくなり、食事量を意識しやすくなることがあります。れにより、空腹の勢いで食べ進めてしまうことを見直すきっかけになる場合があります。
甘い物に手が伸びる前に、飲み物でひと息つく習慣を作る
糖質の多い食品のとり方によっては、食後に空腹を感じやすくなることがあります。そんなときに白湯を飲んでひと息つくことが、間食を見直すきっかけになるかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:國見幸太郎先生(山城公園レディースクリニック 院長)
著者:山本 のりか/40代女性・主婦。中学生から未就園児まで4人の子どもを育てるママ。上の子どものときには感じなかった年齢をひしひしと感じる日々。体に良いことを模索する毎日で、体の癖や習慣などを見直して将来に備えている。
イラスト:サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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