子どもが生後8カ月のときに私が職場復帰をし、共働き世帯となったわが家。妊娠前はそれほど貯金に対する意識はなく、夫婦で好きなようにお金を使っていました。そして親となったことをきっかけに、貯金生活にいそしもうと一念発起! 具体的にどのようなことをしたのか、ポイントを3つ紹介します。
夫の給与だけで生活費をやりくり
子どもが生まれる前は、夫も私も好きなようにお金を使っていました。赤字にはならないものの、何にどれぐらい使っているのか把握していないというどんぶり会計……。このままではまずいと思い、まずはクレジットカードの明細をチェックするように。
コンビニのちょこちょこ買いや外食費など、家計に影響しそうなものにマークをつけ、無駄づかいと思えるものを洗い出しました。そして夫婦で情報を共有。費目別に使っていい金額を明確にし、初めておこづかい制がスタートしたのです。固定費・交際費・光熱費などを含む生活費はすべて夫の給与内でやりくりし、基本的に私の給与は全額貯金することにしました。
外食は控えて家族の時間を楽しむ
わが家の場合、なかでもお金がかかるのは外食費でした。私は子どものお世話で出産後に飲み会に行くことがなくなりましたが、付き合いの多い夫の場合はなかなかうまく節約とはいきません。そうは言っても好きなように飲みに行かれると家計を圧迫してしまうし、子どもとのかかわりも少なくなってしまいます。
そこで、会社のイベントとしてどうしてもいかなければならない飲み会以外は極力外食を控えてもらうことにしました。すると、みるみる貯金額がうなぎ上りに。やはり外食費はばかにはなりませんでした! 月々5万円程度かかっていた夫の交際費が半分以下にまで減ったのです。そして休日も外食を控えたことで私が調理している間、夫が必然的に子どもの相手をするように。家族でのコミュニケーションが増えたのはうれしい発見でした。
子どもが小さい内はレジャー費を抑える
わが子が歩き始めたのは1歳2カ月のときです。それまではつたい歩きだったので、子どもを連れて外出すると言ってもずっとベビーカーでした。そのため、行動範囲がなかなか広がらず、お出かけといっても公園やスーパーなど徒歩圏内の場所でした。それが貯金にはいい効果! レジャー費がほぼ0円というほどお金がかかることがありませんでした。
わが家の方針としては、子どもが言葉を話せるようになったり、ベビーカーなしでもしっかり自分で歩けるようになったら、いろいろな体験をさせるつもりです。
ここまでご紹介した、たった3つのことをするだけで、わが家の場合は子どもが1歳になるまでに100万円を貯金することができました。もちろんこのままうまくいくとは思っていません。環境はどんどん変わっていくので、無理なくできる方法で子どものためにお金を貯めたいと思います。
イラスト:sawawa
著者:中原けいこ
2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
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