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「毎年受けていれば」40歳目前、3年ぶりの乳がん検診の結果に不安が募ったワケ【医師監修】

会社員だったころは毎年受けていた健康診断。しかし30代後半になり、出産や退職、夫の転勤を機に生活環境がガラリと変化。同時に健康保険の切り替えが続いた影響で、年1回の健康診断のタイミングを逃し、気付けば3年ほど受診していないという状況に。40歳を目前に、3年ぶりに受けた健康診断の結果を目にして、さまざまな思いが駆け巡りました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
日本産科婦人科学会専門医・日本女性医学学会ヘルスケア専門医

産婦人科専門医として29年間、約25万人の女性を診察。更年期を中心としたヘルスケア領域が専門で、心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代を、薬だけではなく栄養面やコーチングも取り入れた統合医療で全人的なサポートをおこなっている。
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久々の健康診断にドキドキしながら病院へ

出産前までの私は会社員をしており、年1回の法定健診は欠かすことがありませんでした。結果はいつもほぼオールA。子どもを持つ前までは、自分の健康状態に根拠のない自信がありました。

 

36歳で出産後は、職場復帰を目指して育休を取得。しかし、夫が遠方へ転勤になったのを機に、会社を退職することに。以降、社会保険から国民健康保険へ、さらに夫の被扶養者となったことで社会保険へ……と切り替えが続きました。

 

健康保険の切り替えのタイミングや育児の忙しさも相まって、健康診断を受けないまま気付けば3年が経過。そんな時に届いたのが、久しぶりの健康診断受診の案内です。40歳の誕生日を3カ月後に控えた、39歳の夏でした。

 

早速予約を取り、健康診断を受診するために総合病院へ向かいます。3年ぶりなので少し緊張しましたが、基本の健康診断に続いて血液検査や内診、乳がん検診など……とスムーズに検査は終了。その日のうちにわかる範囲の検査結果はすべて正常値で、ひとまず安心して帰宅しました。

 

後日届いた検査結果には思わぬ内容が…

7月下旬に総合病院で健診を受けてから3週間ほどたったころ、ちょうどお盆の直前に自宅のポストに検査結果の封書が投かんされていました。封書を手にすると、なんとなく中に分厚い書類が入っているような感触が。開封する間、胸騒ぎとともに体に緊張が走り、手にもうっすらと汗をかいていました。

 

早速、検査結果の一覧ページを開くと、目に入ってきたのは乳腺の欄にある「要精密検査」の文字。乳がんマンモグラフィー検査の結果、左胸上部に腫瘤(しゅりゅう)の疑いの所見があり、精密検査が必要とのことでした。それを見た瞬間、一気に全身の血の気が引くような感覚に襲われた私。

 

すぐに、案内に記載されていた乳腺外科のあるクリニックへ予約の電話をしました。しかし、翌日から世間はお盆休み。「なるべく早く検査してほしい」と伝えると、再検査は約1週間後のお盆明けすぐに受け付けてもらえることになりました。

 

そして、夏前から楽しみにしていたお盆休み。予定通り子どもを連れて実家に帰省しました。子どもはもちろん、両親にも心配をかけたくないため、移動中に夫にだけ再検査になったことを伝えました。私は気持ちが沈んでしまい、ずっとモヤモヤしたまま。楽しいはずの家族そろっての帰省なのに、何をしていても私だけ心ここにあらず……といった感じでした。

 

帰省している間、何度もスマホで「乳がん 要精密検査」のワードを検索しました。そこには、乳がん検診で要精密検査と判定される人は一定数おり、精密検査を受けた人のうち実際に乳がんが見つかる割合は数%程度という情報が。

 

つまり、精密検査が必要と判定されても、結果的にがんではないことや、良性で経過観察となることがほとんどのようでした。しかし、そんな楽観的な情報も、「私は3年も健康診断を受けずにいた」という事実にかき消され、ネガティブな感情から逃れられませんでした。

 

 

検査結果を待つ時間が途方もなく長く感じて

お盆休みが明けた日、子どもを幼稚園へ送ってから精密検査へ。この日は朝から落ち着かず、車のハンドルを握る手も緊張していました。健康診断時に受けたマンモグラフィー検査とは異なり、今回は最初に超音波(エコー)検査を受けることに。

 

薄暗い検査室に入ると、検査技師が丁寧にエコーを当てていきました。すると、「念のため別の技師も見させていただきます」と言って交代したのです。私の心はますますざわつき、不安はピークに。2名の技師に見てもらった後、検査は終了しました。

 

「待合室にてお待ちください」と言われ検査結果を待つ間、良くないことばかりが頭の中をよぎります。「きっと何かあったから2人がかりで確認したんだ」「3年も検査しなかったから、もしかしたら進行しているのかも」「私がいなくなったら、夫や娘はどうなる?」そんなことを考えていると、待ち時間が途方もなく長く感じました。

 

ようやく自分の番号が呼ばれ診察室に入ると、伝えられた検査結果は「悪性を疑う所見はない」というものでした。マンモグラフィー検査で腫瘤のように見えたものは、正常なリンパ節だったようです。その場でほっと胸をなで下ろしました。

 

まとめ

健康診断で「要精密検査」の結果を目の当たりにしたとき、不安な気持ちでいっぱいになりました。「もし、自分が病気になってしまったら」と考えると、自分の体のことだけでなく、家族とのこれからの生活のことなど、心配事は尽きません。

 

今回、私は3年ぶりの受診だったこともあり、頭をよぎったのは、悪い結果や「毎年受けていれば……」という後悔ばかりでした。40歳を目前に、健康について改めて考えさせられる出来事でした。健康診断は毎年必ず受診し、体調に不安があれば検査に行こうと心に誓いました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※AI生成画像を使用しています

 

監修:沢岻美奈子先生(日本産科婦人科学会専門医・日本女性医学学会ヘルスケア専門医)

著者:中村いさ子/30代女性。旅行好きの転勤族ママ。痩せの大食いパパと、食いしん坊娘の3人家族。食費を気にしつつ、健康に暮らせるように試行錯誤してい。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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