孫が生まれてから、まるで親代わりのような行動が目立つようになった義母。はじめは不満に思っていましたが、ある日義母の想いを知り、私の義母に対しての見方が少し変わりました。そんな私の体験談をご紹介します。
ベビー用品売り場で質問攻め
私に子どもが生まれるまでは、程よい距離をとってくれる良い義母だと思っていました。妊娠したときもとても喜んでくれ、うれしかったです。
しかしある日、生まれてくる子どものベビー服を「一緒に見に行きたい!」と言われ、ベビー服の専門店に行ったときのこと。店員さんが服の特徴や着せ方を説明してくださったのですが、義母が狭い通路の後ろからぐいぐいと私を押しのけて前に出ていき、最前列に……。
店員さんへの質問も矢継ぎ早におこない、私はほとんど説明を聞くことができませんでした。少し不満に思いましたが、孫が生まれるのが楽しみなんだろうと我慢しました。
離乳食のセミナーに応募
次に驚いたのが、ママを対象に募集をしていた市役所の離乳食セミナーに義母が応募していたことです。同居しているわけではないので同じ市ではなかったのですが、聞いたときにはびっくりしました。「孫が生まれるから参加したい」と言ったそうですが、「ママが対象のセミナーなので……」と断られたそうです。
義母は断られたことに怒っていました。義母としては、何十年前の知識で孫に離乳食を作ることに不安があったそう。その気持ちはありがたかったのですが、自分の役目を取られそうな気持ちになってしまいました。
義母の想い
そんな義母ですので、子どもの服や靴もたくさん買ってくれます。私はあまり子どもの服にはこだわりがないので、いつもありがたく頂いていました。ある日、義母が話しているときに「本当は子どもがもう1人欲しかった」とポロリと漏らしました。
夫はひとりっ子でとても大切に育てられましたが、義母はもう1人子どもが欲しかったそうです。しかし、体が弱く、結果的にひとりっ子に。そのため、孫がかわいくて仕方ないとのこと。そして「嫌だったら言ってね」とも伝えられました。
正直、私は義母が対抗して子どものことをいろいろとやりたがっていると思っていました。実際は本当に孫が愛しくて仕方ないのだと知りました。嫌なことはきちんと伝えられる関係で、今後も義母とは付き合っていきたいです。
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作画/こちょれーと
著者:竹内優実
6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
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