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外出自粛の毎日。お家でできる赤ちゃんとの遊びを助産師が教えます!

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】のなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は生後2カ月の赤ちゃんの遊びに関するご相談です。

ママと赤ちゃん

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は生後2カ月の赤ちゃんの遊びに関するご相談です。

 

Q.生後2カ月の赤ちゃんとの楽しいふれあい方は?

生後2カ月の女の子を育てています。普段は、赤ちゃんを抱っこしたりベランダに出て景色を見たり外の音を聞いたり、ほっぺつんつんや手足をさわったり、話しかけたり歌を歌ってみたり、メリーで遊んだりしています。お散歩したり公園に行ってみたいですが、今の時期、外出をできるだけ控えており、毎日同じような遊び方をしています。

ほかにも赤ちゃんとの楽しいふれあい方があれば、アドバイスいただけたらありがたいです。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

お散歩をされたりお歌を歌ってあげたりと、とてもいい関わりをされているなと思います。赤ちゃんの手足に触れてあげることもとても大切なことになります。足の指も一本ずつ「親指だよ〜」などと声をかけながらお話をしてあげてくださいね。たくさん触れてもらうことで子どもはその部位に意識を向けられるようになり、動かしていこうとしていきますよ。今はとにかくたくさん触れてあげること、そして目の前にいる間だけでもいいのでうつ伏せ遊びをされるといいと思いますよ。体育座りで座っていただき、お膝の上にもたれかけさせてあげて、向かい合わせになりながら、両足の裏を合わせて、おなか、お胸、お口と足の位置を高くしてあげるようにするといいと思います。腰のストレッチにもなりますので気持ちもいいと思いますよ。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

 

生後2~3カ月の赤ちゃんと遊ぶときのポイント

では、生後2~3カ月ごろの赤ちゃんと遊ぶときのポイントです。

 

首がすわっても無理しない

そろそろ首がすわってきたかなという赤ちゃんもいますが、抱き上げたり、抱き下ろしたりするときはこれまでと変わらず、丁寧に頭と首のあたりを支えます。大胆に遊びたいところですが、赤ちゃんの体に負担のない範囲の動きにしましょう。

 

赤ちゃんが心地よい遊びをする

「これをしたら発達するんだ!」と思いすぎず、赤ちゃんが心地よく感じる遊びを取り入れます。赤ちゃんの表情を見て、心地よさそうな顔をしていたらそのまま続けてOK。困った顔をしていたら、その遊びが苦手なのかもしれないので無理強いしないようにしましょう。

 

反応をお互いに楽しむ

ママの表情を見て赤ちゃんが笑い、それを見てママも笑う。赤ちゃんが笑うとママもうれしいですよね。それは赤ちゃんも同じこと。お互いの反応を楽しみ合うことは、コミュニケーションの始まりです。

 

生後2~3カ月の赤ちゃんとの遊び方

この時期に楽しめる、具体的な遊びの方法です。
 

あんよ体操

赤ちゃんの足を優しく持ち、前後にゆっくり動かします。足の裏を合わせたり、クロスさせてみたりして、「むすんでひらいて」「幸せなら手をたたこう」など、リズムのある童謡などに合わせて足を動かしてみましょう。
 

おてて体操

あんよ体操と同じように、赤ちゃんの手をやさしく持ち、ゆっくり動かします。手のひらを合わせてみたりして、こちらも童謡に合わせながら動かしてみましょう。
 

いないいないばあ

いないいないばあは、この時期だけではなくこの先長く赤ちゃんと遊べる遊びです。大人はなにげなくやっていますが、赤ちゃんとの心の絆を深めるとても素敵な遊びです。「ばあ!」とママが顔を出して赤ちゃんが笑う、これを何度も繰り返しているうちに、手でママが隠れているけれど、必ず現れることがわかり、信頼関係につながると言われています。ポイントは「ばあ!」と顔を出したときに、赤ちゃんと目を合わせることですよ。

 

この時期はまだ本来の遊び方をするにはちょっと早いので、ママは大げさにわかりやすくやってみて、赤ちゃんが反応を見せたらそれに応えてあげましょう。

 

ママと一緒に腹ばい

赤ちゃんと向かい合いながら、ママも赤ちゃんと一緒に腹ばいの体勢になります。どこに肘を置いたらラクに腹ばいができるかなど、ママも赤ちゃんの気持ちになり、赤ちゃんから見える景色を一緒に楽しみましょう。

 

遊ぶついでに発達を確かめてみよう

遊んでいるときに発見がたくさんあると思います。じっと見つめてくる、ママの声がする方向に目を動かす、よく笑うようになった、腹ばいで頭を持ち上げられるようになってきた、腹ばいを30秒できるようになったなど、毎日触れ合うことで変化が見えてきます。

 

赤ちゃんが手をなめて何を感じているのか、何を確かめているのか。「今日はこぶしじゃなく指を中心になめているな」「あ、指を発見したんだ!」など観察しながら遊んでみるとまた、一段と赤ちゃんとのふれあいが楽しくなりますよ。


※参考:ニュース(ママネタ)「【生後2~3カ月】首すわり前の赤ちゃんと一緒にできる心を育む遊び方」【著者:保育士 中田馨 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長】

 

 

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