私が通っていた産院ではLDRを使っていました。LDRは陣痛室・分娩室・回復室が一体になった個室のことです。
いざ分娩!となって、室内の雰囲気がガラッと変わりました。
「ママならぬ日々」

ライトアップされた分娩台がゆっくりと上昇していき、余裕なんて1ミリもなかったはずなのに、つい大好きなアニメ「風の谷のナウシカ」のクライマックスシーンを思い浮かべてしまいました……。
いやーそれにしても、LDRってよく考えられたシステムだなーと思いました。部屋の雰囲気もベッドの形状もお産の状況によって変わるし、何より陣痛の最中や出産直後に部屋を移動しなくて済むのが、妊婦にとってはありがたい!(陣痛中はちょっと居心地悪かったけど)
たまたま通った産院がLDRを採用していただけなのですが、結果的にとても助かりました。
◇ ◇ ◇
出産の現場、特に分娩室に入ると、空気や状況が一気に変わり、想像していた以上の非日常を感じる人も少なくありません。痛みや緊張で余裕がないはずなのに、なぜか別のことを考えてしまう――そんな思いがけない瞬間も、お産ならではの“あるある”なのかもしれませんね。
和田フミ江