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「いま言う!?」ようやく授かった赤ちゃんなのに…産後の私に義母が放った信じられない言葉【体験談】

私は結婚してから5年間妊活を続け、やっと赤ちゃんを授かりました。妊娠するまでは大変でしたが、妊娠経過は順調そのもの。仕事をしながらでしたが、近所に住む義理の母を頼ることなく妊娠前と変わらない生活を送ることができました。しかし、ほどよい距離感を保っていたはずだったのが、その関係が崩れてしまったのです。原因となった産後の出来事についてお伝えします。

出産前はいい距離感だった私と義理の母との関係

妊娠経過が順調だった私は妊娠前と変わらず仕事に行き、家事も食事も通常運行。大変だったら近所に住む義理の母に手伝ってもらおうと思っていましたが、つわりもなかったのでそれも不要でした。

 

義理の母も「順調で安心だわ」と突然訪問するということもなく、用事があってくるときも必ず事前に連絡をくれていました。なれなれしすぎず、お互いにいい距離感を保った関係だったのですが、産後あることがきっかけでそれが崩れてしまったのです。

 

出産後すぐ夜中に押しかけてきてびっくり

いよいよ出産となり、産院に行くことを義理の母に連絡すると、「頑張ってね」と応援の言葉をもらいました。無事に息子を出産し、時間は夜の11時過ぎ。夫は両親に無事出産したことを連絡し、面会は明日時間を決めてきてほしいと伝えたそうです。するとその30分後に「今、産院の前にきている。鍵がかかっているから開けてもらえないか聞いてほしい」と義理の母から夫に電話がかかってきたのです。

 

私は出産後の処置を受けながら、夫が電話口で怒り口調で会話しているのを聞きました。夫はきっぱりと「無理だ」と伝えると、家に帰ったようです。よっぽどうれしかったんだなと思う反面、ちょっとモヤモヤした気持ちが残りました。

 

 

翌日、伺いもなく部屋に入ってきた

出産時に出血が多かった私は、貧血で体もつらく、息子の世話以外は横になって体を休めていました。助産師さんからも休養が大事なので、授乳や沐浴以外は今日は新生児室でみますと言われました。スマホを見ることすらつらかったのですが、義理の母は早く会いたがっているだろうと思い、朝一番に面会の時間を伺うメールを送りましたが一向に返事はありませんでした。

 

すると面会時間を少し過ぎた時間に突然病室のドアが開き、そこには義理の母の姿が! びっくりしている私にはお構いなく、「こんにちは! 赤ちゃんはどこ?」が第一声でした。私は休養が必要な状態であることと、そのために息子は新生児室にいることを説明し、急いで新生児室に息子を迎えに行きました。

 

出産直後に「2人目は?」の言葉

息子を病室に連れ戻り、念願の初対面を果たした義理の母。喜ぶ姿がとてもうれしく、今までの行動も気にしないでおこうと思った矢先、「2人目ももちろん考えているんでしょう?」と言われたのです。

 

義理の母は私たち夫婦がなかなか子どもを授からなかったことを知っているのに、産後すぐの私にこんなひと言が出るなんて……とショックでした。このとき、これまで通りの関係は続けられない、できれば関わりたくないとさえ思ってしまったのです。その後も連絡をしてからきてほしいと伝えているのに、「通りかかったから」と授乳中に急に面会にこられるなど嫌な思いをしたこともあり、産後は少しずつ距離を置くようになりました。

 

 

孫の誕生のうれしさによる義理の母の言動があまりにショックで、それまでの良い関係が崩れてしまいました。気持ちが高揚してしまったことによるものだとは理解していますが、耐えられませんでした。いつもは気づかいができる義理の母だったということ、また産後のとてもセンシティブな状態のときだったからかもしれませんが、残念でなりません。ほどほどにお付き合いはしていますが、私の心の奥のモヤモヤは消えません。

 

 

イラスト/ののぱ


著者:仲本まゆこ

自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 

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      似たような感じの体験しました。出産してから義母が嫌いになりました。
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      出産直後で身体の大変な時期に、義理父母の突然訪問を受けるのは何かと気疲れもあるし大変な事とは思います。30年前のお産では、嫁が子供を産んだら直後にお見舞いに出向くのが当たり前であり、それが親の務めと教… もっと見る
      出産直後で身体の大変な時期に、義理父母の突然訪問を受けるのは何かと気疲れもあるし大変な事とは思います。30年前のお産では、嫁が子供を産んだら直後にお見舞いに出向くのが当たり前であり、それが親の務めと教わったものでした。だから義父母など遠方に住んでいても出来るだけ早くお祝いに駆け付けたものでした。そしてその時にかける言葉も、他人事である「おめでとう」ではなく、自分事である「ありがとう」だったのです。義父母様方は、決して自分達の楽しみの為だけでお嫁さんやお孫さんの元に会いに行かれたわけではないと思います。本心は「良くがんばったねと伝えたい」だけだと思います。今はだいぶ事情が異なるようなので、娘たちのお産の時には気をつけたいと思います。
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      ピンチはチャンスって言いますよね。 とっさのことだから機転が利かないかもしれないけど、出産って結婚から義母死までの期間で言えば最初の方です。 この記事の時点でプッツリ義母にキレて泣き叫んでおけば、以… もっと見る
      ピンチはチャンスって言いますよね。

      とっさのことだから機転が利かないかもしれないけど、出産って結婚から義母死までの期間で言えば最初の方です。
      この記事の時点でプッツリ義母にキレて泣き叫んでおけば、以後の長い期間で義母からの手数はぐっと減るはずです。その分自由にやれるというもの。

      私は出産1週間前にチャイルドシートのことで義父と義弟と大ゲンカをしたおかげで後は静かになりました。それから2年もたたないうちに義妹夫婦が離婚。義弟とは二度と会わないことに。
      神様って本当にいるんだなあと思いましたとさ。

      ポイントは「こいつと関わるとめんどくさいぞ」と思わせることです。
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