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「ごめんね…」いつもの遊び場で笑顔だった次男が漏らした意外な本音に、胸が締めつけられたワケ

私は5歳と3歳の息子、1歳の娘のパパです。当時4歳と2歳の息子を連れて、よく一緒に公園へ行っていました。そのころ長男は補助輪を外して自転車の練習中でした。その一方、ひとりでボール遊びしている次男。気づけば長男の相手ばかりしてしまっていました。そんな次男に「いつも遊びに付き合ってあげられなくてごめんね……」と感じた体験談をご紹介します。

ひとりぼっちにさせてごめんね

 

公園に行くのが日課

私と2人の息子は公園へ行くことが日課の1つとなっており、仕事が終わって帰ると「パパ、公園に行くよ!」と元気よく迎えてくれていました。仕事が遅くなってしまったとき、雨が降ったとき以外は毎日公園へ行っていたのです。

 

いろいろな遊具があるなかで、公園では2人一緒に遊びながら、サッカーボールを蹴ったり、ブランコに乗ったり、すべり台で遊んだりしていました。

 

 

長男が自転車の練習を始め、ひとりで遊ぶ次男

いつも公園では一緒に遊んでいた2人の息子ですが、長男が4歳になったときに補助輪を外して自転車に乗る練習を始めました。もちろん最初はうまく乗れず、私は長男につきっきり。

 

練習している間、私は次男がひとりで遊ぶ様子を遠目で見ることしかできませんでした。しかし、特に不満そうな表情もなく、ボールを蹴ったり、追いかけたりして遊んでいたので、私も安心して自転車の練習に付き合っていました。

 

「もう帰る!」と泣く次男

公園へ行っても、私は自転車の練習に付き合うことが多くなりました。練習は最初の10分だけと決めて、その後は息子たちと3人で遊んでいました。しかし、いつものように自転車の練習をしていると、急に「もう帰る!」と泣き出す次男。理由を尋ねると、「自転車イヤ。にいにばっかり!」と……。

 

私はひとりで不満なく遊んでいた様子に安心していましたが、このとき初めて次男はひとりでさびしい思いをしていたことに気づきました。いつも遊びに付き合ってあげられなくてごめんね……と思いました。

 

 

次男にとっては、公園ではいつも長男とパパと3人で遊んでいたにもかかわらず、ひとりの時間が増えてしまっていました。「不満はないのかな?」と思っていましたが、やはりさびしく感じていたのだと申し訳なく思いました。これからは、自転車の練習中も次男に声をかけながら見守り、練習後は次男がしたい遊びで思いっきり遊んでさびしい思いをさせないようにしていきたいと思いました。

 

 

著者:西川しょた/男性・看護師。普段は看護師として勤務する5歳と3歳の息子、1歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。

作画:やましたともこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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