こんにちは、助産院ばぶばぶ院長HISAKOです。今日は産んでからでないとわからない母乳育児についてお話ししたいと思います。
出産後に知る予想外の母乳育児
妊娠中に読む雑誌や書籍には、実際の母乳育児がどういうものか記載されているものはほとんどありません。「キレイゴトではない母乳育児」を知るのは、たいてい出産後になります。
首のすわらない赤ちゃんを抱っこするだけでもひと苦労。頻回授乳で2時間以上連続で眠れたことがない。おっぱいが張ってカチコチになり、乳頭はすれて痛くなり、母乳量が足りなかったり、逆に出すぎだったり、抱っこばかりで身体が悲鳴……。
母乳育児がこんなにたいへんだとは思わなかった。この先やっていけるか不安。いっそのこと、ミルクに切り替えてしまおうか? そんな自分への挫折感、赤ちゃんへの申し訳なさ、多くのママたちが予想外の母乳育児をスタートさせます。
母乳育児のメリット
初めての赤ちゃんではわからないことだらけで、ママは苦労の連続ですが、免疫物質が豊富に含まれているので、母乳の子は風邪をひきにくいです。抗アレルギー物質は、アレルギーを発症させにくくします。肺炎、気管支炎、ぜんそく、胃腸炎、中耳炎、さらには肥満のリスクが減ることも知られています。
そして、なんといっても母乳育児は、ママと赤ちゃんにとって精神安定剤的な役目を果たします。赤ちゃんはおっぱいを吸うことで安心して眠りにつくことができ、ママはおっぱいを吸われると幸せホルモンが脳内に分泌されてほんわかした気持ちで満たされます。これが赤ちゃんとの絆をますます深めてくれるのですね。
ミルク育児でも大丈夫
なかなか母乳が出ない悩み、乳腺炎などのおっぱいトラブル、頻回授乳での睡眠不足、身体の疲労など、母乳育児はひと筋縄ではいかないのも確かです。だからわたしは、「絶対に母乳でなくちゃいけない」とは思いません。
ママが笑顔で赤ちゃんに接することができるならミルク育児だって、まったくかまわないと思っています。ただ、それでもやっぱり母乳のメリットは計り知れないもの。ミルク主体になったとしても1日1回だけでも母乳を続けていくことに大きな意味があり、それが赤ちゃんの身体と心に大きな恩恵をもたらしてくれます。
母乳のメリットを知りつつ、無理しない母乳育児をつづけられるといいですね。
総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年に11人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
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母乳育児は頑張らなくていいと言いつつ、母乳の子は風邪をひきにくい・アレルギーを発症させにくい・肥満のリスクが減るなんて書かれたら、暗にミルク育児はよくないって言ってるようなものです。
臨月の時に,母乳育児の本を買いました。生まれてから最初の2週間,母乳を飲まなかったチビ子に心が折れかけたこともあったけど,内容を思い出しながらチビ子と2人で頑張りました。
今は寝る前だけミルクを足す混合育児をしていますが,それもちょこちょこじゃなくまとめてガッとあげると本に書いてあったおかげです。お腹いっぱいで寝られるからか,2ヶ月過ぎから8時間寝てくれる子になりました。
離乳食作りも始まって,それも本にあったように気楽に進めています。出会えて良かったです。
ありがとうございました!
私は今3ヶ月の子を完母で育てていますが、私自身は生まれた直後から完ミで育ちました。母親が病気でずっと薬を服用していたので母乳育児出来なかったんですよね。なので私含め姉弟4人、みんな一滴も母乳を飲まず粉ミルクだけで大きくなりました。全員なんの問題もなく大人になりましたよ。約30年前の粉ミルクでも問題なかったので、今の粉ミルクならより母乳に近くていいものになってるだろうし、もし、今粉ミルク寄りや完ミで育てていて後ろめたい気持ちを少しでも感じてる人がいたら言ってあげたい。粉ミルクでも大丈夫!って
上の子は9割ミルクで育ちました。ものすごい食欲に対して、供給量が全く足りず何度も水ぶくれができました。結局7ヶ月で母乳は完全ストップ、離乳食も順調だったので11ヶ月でミルクも終了。
まもなく2歳になりますが、咳・鼻水程度の風邪をひいたくらいで一度も熱を出したことはありません。完母のお友達は何人も、そこそこの熱を出したり入院したり。
私自身も30年以上前のミルク育ちですが、子どもの頃からめったに風邪をひきません。持って産まれたものが大きいかと思います。
上の子は混合からの完ミになって、一回も授乳に成功しませんでした。下の子の時は、強制するのをやめて、飲む力をつけることから始めました。形だけの授乳スタイルはやってましたが、2ヶ月は搾乳で、3ヶ月目に入った時から、息子も大きくなり吸引は強くなり、授乳がうまくいきました。
何が正解なのかはわかりませんが、我が家は1人目の失敗は、無理に押さえつけたり、哺乳瓶を同じものしか使わなかったり、した事で、娘が拒否することが多かったので、息子の時は全部やめて、強制せず、哺乳瓶はいろんなメーカーを使い、飲まなければ、ミルクでいいや!くらいの気持ちを持てたことが要因かな?だと思います。
産院であかちゃんの頭をぐい!っと押さえつける飲ませ方…あれどうにかならないんですかね。
産後のおっぱいトラブルどころか、授乳の練習のせいで憂鬱になって。よく泣いてました。
もう少し、おっぱいは飲まないもんだ!産後はおっぱいで悩むもんだ!って周知されてる世の中になればいいですね。
また、心無い他人からの、なにげない
母乳?ミルク?
って質問。これ、悩んでるときに聞かれるとしんどいです。
関係ないだろうが!って言い返せたらスッキリするんだろうけど…言えずに…帰って泣く…
もう辛かったです。母乳が止まったとき、私は心底ホッとしました。もう、母乳を飲まさなきゃ!だという呪縛から解放されました。ミルクでいいんだ!だと思うと、他人からの質問も怖くなくなりました。
意外にも、今はイクメンの時代のせいか、男性が母乳?っと聞いてくることに驚きました。
母乳育児もミルク育児もしましたが、我が家はミルクで育った娘は風邪をひいても、数回薬を飲めば完治します。そのくらい、強いです。下の子は、ほぼ母乳で育ってますが、びっくりするくらい弱いです。すぐに風邪引くし、なかなか治りません。治らないうちに新たに風邪をひく…なので、ミルクだからとか母乳だからとか、関係ないような気がします。
批判的になってしまいすみません。
頑張らなくていいといいながら、母乳のメリットを聞くだけで、母乳をあげれない私はダメなママだと言われているような気がします。
母乳がいいのはわかってます。
頭でわかっていても心がついていけません。
反対にミルクでもいいんだよ。って言われても『ミルクでも』って言葉が辛かったのを覚えています。
子供が寝付く度、空きあればネットで何度も検索しました。
寝付いた顔、ミルクをごくごく飲む顔をみては何度もごめんねってあやまりました。
割りきれるまでには時間が必要です。逆に割りきったらいけないって気持ちもあります。
頑張らなくていいというならミルクのメリットもちゃんと記載してください。
コメント全部共感しながら読みました。
一人目は母乳があまり増えずミルク寄りの混合。うまくいかない頻回授乳で乳首ぼろぼろ、授乳が苦痛で仕方ありませんでした。ネットも周りも母乳神話ばかり。母乳だけで育てられない自分を責めては泣き、罪悪感に悩まされました。
半年ほど経っていよいよ母乳がほぼ出なくなり、開き直って完ミにしたら精神的にも身体的にも楽になりました。腹持ちがいいから長い時間機嫌よく過ごしてくれるし夜もよく寝てくれる。パパにお願いすればその間家事ができたりお出かけもしやすいです。乳離れもすんなりでした。病気もしません。
現在二人目の乳児を育てていますが、母乳かミルクで悩むのなんて馬鹿らしいと思っています(笑)
母乳やミルクだけを飲んでる期間なんてたった半年です。離乳食に足すにしても1年くらい。無事大きくなればどっちでもいいと思いませんか?
自分のやりやすいようにやって、ママも赤ちゃんも笑顔でいるのが一番だと思います。
いま三人目の育児中で、現在1か月ちょいです。
一人目からミルク多めの混合で、2,3時間おきに吸わせてれば出るようになるからと言われてきたけど必要量出ずで悩みました。涙を流すこともしばしば。搾乳もしたけど、効果はあまりでした。
そのうちでない人はでないと割り切ってミルクに頼っていたし三人目の今もです。混合って本当に大変でおっぱいを20分くらい飲ませた後にミルクを作りに行って冷まして、その間にも泣いて催促してて。ミルクを飲むとご機嫌になってます。トータル45分くらい毎回かかっています。
それでも両方のメリットがあると信じて飲ませてますね。
どんな方法でも間違いじゃないと思うから、親子にあったものならいいんじゃないかと思います。
たしか上のこの時は、離乳食始まって波に乗ってきたらそこまで授乳授乳!!って思わなくても済んで気持ちが楽になった気がします。
授乳量で悩むのは初めのうちだけだからボチボチ頑張ろうと思います。