私は経血量が多い日と少ない日の差が激しく、肌がヒリヒリとして、かゆくなりやすいタイプ。ナプキンだけでは蒸れが気になるし、タンポンだけでは多い日は漏れちゃいそうで、蒸れを取るか漏れを取るかの闘いでした。そこでナプキンとタンポンだけではなく、おりものシートも使えばバリエーションが増えるのでは?と考えました。試行錯誤の末にたどり着いた、私なりのナプキン・タンポン・おりものシートの併用方法を紹介します。
生理初日・4日目以降:ナプキンのみ
私の場合、生理初日と4日目以降は、ナプキンのみで対応しています。ナプキンは、
「ふつうの日用」と「多い日用」の羽なしタイプを常備しています。羽付きのほうがクロッチの両端が汚れないのですが、どうしてもゴワゴワ感が気になってしまう上、ふとした拍子に羽が剥がれてしまうと違和感がたまらず、結局羽なしタイプを使っています。
羽なしタイプでも、自分に合ったナプキンと体にフィットするショーツを選び、動き回らなければズレることもありません。
生理初日・4日目以降でよく動く日:おりものシート+タンポン
汗をかきやすい体質なので、動き回る日だとふつうの日用のナプキンの蒸れや擦れが気になります。そこで、生理初日や生理後半などであまり量が多くなく、かつ動き回る予定の日には、おりものシート+タンポンが便利でした。
タンポンと併用するのをおりものシートにすることで、蒸れや擦れがほとんど気にならなくなり、かつ、万が一のタンポンからの漏れにも対応できます。「ぴったりとしたボトムスに響くかも」という不安も減り、好きな服を選べるようになりました。
最近は動き回らない日でも、蒸れが気になったり、肌が弱っているように感じたら、おりものシートとタンポンを併用しています。
2、3日目の多い日:ナプキン+タンポン
2日目・3日目の本当に量が多いとき、おりものシートとタンポンの併用だけでは凌げそうにないときは、鉄壁のナプキン+タンポンを選んでいます。ナプキン+タンポンの組み合わせは、やはり安心感が段違い。多少の不快感も、いざという時の安心感には変えられません。
生理初日や4日目以降で量が多くない日でも、タンポンをこまめに変えられない場合はおりものシートではタンポンからの漏れに対応しきれないので、ナプキン+タンポンを使っています。
ちなみに私は、生理のないときでもおりものシートをいつも使っているので、特に何かを買い足すこともなく、家にあるものの組み合わせで快適になったのは、私にとって大きな変化でした。「ナプキンのみ、おりものシート+タンポン、ナプキン+タンポン」の3段階で生理期間を回すようにしてからは、漏れと蒸れの取捨選択なんかせず、快適に過ごせています!
※ナプキンやタンポンは商品パッケージに記載されている使用時間を守り、こまめに交換しましょう。
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監修/助産師REIKO
文/絵山 典子