夫と母はそれぞれ自宅に帰り、私は個室に移動。
ひとりでゆっくり幸せ気分で休めればよかったのですが、なぜかモヤモヤとした気持ちが襲ってきました。
「ママならぬ日々」第73話

一番気になったのは、なぜ母子同室なのに赤ちゃんが新生児室に預けられたままなんだろう?ということ。
忙しそうな助産師さんにあれこれ言うのもはばかられて、理由を聞くことができず、もやもやしたままベッドに入りました。あとで聞いたところによると、出産当日の夜だけは私がゆっくり休めるように、との配慮だったそうです。
今思えば、そんなに焦らなくてもよかったと思います。でも、そのときは「早くおっぱいをあげないとまずいんじゃないか?」「もっと抱っこしたかったのにできなかった。したほうがいいんじゃないか?」という考えに捉われてしまっていました。
出産したばかりの晴れ晴れとした気持ちは薄れて、じわじわと忍び寄るマタニティブルーズの影……。そんな思いとは裏腹に、翌日からは怒涛の新生児お世話マラソンがスタートするのでした。
◇ ◇ ◇
出産直後は体も心も不安定になりやすく、小さなことでも不安が膨らみがち。ひとりで抱え込まず、気になることは助産師さんに聞きながら、安心して赤ちゃんとの時間を迎えたいですね。
出産は命懸けの大仕事。赤ちゃんのお世話も大切ですが、まずはママ自身の体を休めることも、同じくらい大切にしたいですね。
和田フミ江