最近新しい生理用品として話題になっている月経カップ。「腟内にカップを入れるなんて怖い」「漏れないか心配」など不安に思うかもしれませんが、私は実際に使用して多くのメリットを感じました。今回は、月経カップを半年使用した私が感じた月経カップのメリット、デメリットとその対策などをお伝えしていきたいと思います。
月経カップのメリット
月経カップにして一番よかったと思うことは「臭いや蒸れの悩みがほぼなくなった」こと。ナプキンを使用していると、経血と蒸れが混じった独特な臭いがどうしても気になります。
しかも私は肌が弱く、蒸れとナプキンとの摩擦でよく陰部に痒みが出たりしていましたが、月経カップを使用し始めてからこの悩みは一掃されました。月経カップから経血を捨てるときに臭いはしますがさほどキツくなく、カップを取り出したときのみ少し感じる程度です。
月経カップのデメリットと対策
月経カップを使い始めて3カ月ほどは、挿入して1時間くらいは違和感があったり、漏れないか不安になり何度もトイレに行って確認したりしていました。月経カップがうまく装着できていないと、カップの隙間から経血が漏れてしまうことがあるのです。
そのため、月経カップを使用し始めた当初はナプキンと併用し、万が一漏れたとしてもナプキンでキャッチできるようにしていたのです。やや経血量の多い私ですが、うまく装着できていなかったとしても未装着時と比べるとドバッと出ることはなく、普通の日用のナプキンさえしていれば十分に対処できました。
月経カップ選びは“持ち手”にも注目!
月経カップには、腟内から取り出す際に引っ張るための持ち手がついており、「ステム(しっぽ)状やボール状、リング状」などさまざまです。この持ち手の種類によって、腟内からの取り出しやすさが全然違いました。
私が一番取り出しやすいと感じたのは、リング状のもの。リングに指をかけることができるので、手が滑って持ち手を離してしまうことなく、非常に取り出しやすかったです。リング状の月経カップは、初心者向きだと感じました。
ナプキンに慣れているのに、わざわざ新しい生理用品を試すのは面倒だと思っていましたが、勇気を出して実際に試してみたらすごくよかったです。思い切って使ってみたのは正解だと思いました!
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監修/助産師REIKO
著者/真川飛鳥