前々回、入院中必要になったものについて描きました。
逆に「コレはいらなかった!」というものもあります。それがこちらです。
出産直後は頭の回路がショートしたみたいになっていて、いつもしないような間違いを連発していました。押して開けるドアを一生懸命引いて、ドアに鍵がかかってしまったと看護師さんに言ってみたり、歯磨きのあとでなぜかお茶で口をすすいでしまったり。
その後は昼も夜も赤ちゃんのお世話。おっぱいマッサージを欠かさず、よく食べ、時間が少しでもできれば眠り、なにかハードなスポーツの強化合宿のような感じ。
「赤ちゃんが寝ている間のちょっとしたスキマ時間に読もう♪」
そう思って持ってきた文庫本ですが、私の場合「赤ちゃんが寝ている時間」=「私が寝ている時間」だったので、そんなスキマ時間など存在しませんでした(笑)。
結局、本は一度も手に取られることなく、トランクの片隅で邪魔になっていただけ。
ホント、私にはいらないものだった〜!
<つづく>
監修/助産師REIKO

著者
イラストレーター 和田フミ江
姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(
現在ログインしていません。ログインしますか?
わかる!私も当時は流行ってたハリーポッターを
入院中の楽しみにわざわざ少し読み残しておいたのですが、全く読みませんでした。
で、結局戻ってからも読めず、その後読む事もなく映画で結末を見る羽目に。