こんにちは。日本コミュニケーション育児協会の珠里です。夜泣きなどもあり、昼夜逆転してしまいがちなベビーちゃんの生活のリズムを整えるのは結構難しいものですよね。そこで、今回はベビーちゃんの生活リズムの整え方のコツをお伝えいたします。
朝と夜の区別をはっきりさせる工夫をする
朝はカーテンを開け、日の光を部屋の中いっぱいに取り込み、夜はねんねの時間の少し前になったらテレビなどは消し、BGMをかけながら絵本などを読み、親子でゆったりと過ごすといいでしょう。そしてねんねの時間になったら、部屋の明かりは消します。
このように、朝は全身で明るさを感じることで活力を得て、1日のスタートをきり、夜はゆったりとした環境をつくることで、1日好奇心いっぱいに過ごし、興奮しているベビーちゃんを落ち着かせます。朝と夜をはっきりさせることは、生活のリズムを整える第一歩になるでしょう。
生活のリズムは目安時間を決める
起きる時間、食事の時間、お風呂の時間、ねんねの時間などは、ある程度決めて行動をとるようにしましょう。そういう時間がいつもバラバラだと、なかなかベビーちゃんの生活のリズムは整いません。
朝は寝ているからといつまでも寝かせているのではなく、時間になったらカーテンを開け、声をかけ起こす。食べたがったら、いつでもあげてしまうのではく、手遊びや外へ遊びに行くなど興味をそらさせ、決まった食事時間に食べさせる、というように、それぞれ目安時間を決め、その時間を守るよう心がけましょう。
ママの声かけで生活リズムを整えよう
ベビーちゃんの生活のリズムを整えることにも、やはりママからの声かけは、とても大切です。「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「おやすみなさい」、そして「朝だよ、起きようね」「ごはんだよ、座って食べようね」「お風呂の時間だよ、キレイキレイしようね」「ねんねの時間だよ、お布団に入ろうね」など、節目での声かけをするうちに自然にリズムは整っていくでしょう。
夏は寝苦しいなどの理由で、大人も生活リズムもくずれがちに。1日くずれてしまったら3日で整えるなどして、無理せずゆっくり戻すのがおすすめです。
著者:日本コミュニケーション育児協会 珠里友子
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。