生後3カ月ごろ、娘の絶壁に気付く
下の子の頭部の絶壁に気付いたのは、生後3カ月ごろでした。最初に気付いたのは夫で、「よく見ると、この子絶壁じゃない?」と。恥ずかしながら、このひと言で私は初めて娘の頭の絶壁に気づいたのです。
それから、上の子の同月齢時のころの写真や、支援センターなどで他の赤ちゃんたちの頭部と見比べてみました。すると、「あれれ……やっぱり夫が言ったように、この子の頭部はなんだかぺたんとしてる……」と、改めて思うようになりました。
気になったら即行動!
それから絶壁であることがとても気になり始め、「このままずっと絶壁だったら、将来何か支障が出ないか」「何か打てる手立てはあるか」と考えるように。
その中で、知り合いのママ友が生後6カ月前後の赤ちゃんに「この子、向き癖があるから」と矯正ヘルメットをつけていたことをふと思い出しました。そこから、すぐに赤ちゃんの頭の形について相談できる病院を検索し、受診の手配をしました。
絶壁で脳神経外科を受診
幸いなことに、近所に赤ちゃんの向き癖について相談できる総合病院の脳神経外科があり、生後3カ月ごろに受診しました。医師から頭の形をメジャーやものさしなどで測られ、結果的に「たしかに絶壁ではあるけれど、矯正ヘルメットを装着するレベルではないので、自宅ケアで絶壁を和らげましょう」とのこと。
その後、理学療法士さんから絶壁に対する自宅ケアを教わり、「3時間以上寝かせ続けず、長時間寝ている場合は一度抱っこなどして圧を抜くこと。あとは、なるべくうつ伏せ遊びを取り入れるなど、頭部に圧がかからないようにしてください」とアドバイスを受けました。
その後は3時間以上寝っぱなしになっていたら、そっと抱き上げて圧を抜いてあげるなどできる範囲で指示通り自宅ケアをおこないました。その甲斐あってか、生後6カ月の今は少し頭部に膨らみが出始めました。しかし周りの赤ちゃんと比べると、やはり絶壁が目立ちます。よく寝てくれたけれど、うちの子の場合は頭の形が変わるなどの心配もできてしまったな、と感じた体験でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 REIKO
イラストレーター/ムチコ
著者:黒井夢乃
二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。