英会話教室からの電話…
長男を英会話教室へ送り届けてから30分ほど経ったとき、私のスマホが鳴りました。英会話教室の先生からで、長男がおなかが痛いと訴えており、すぐに迎えに来てほしいとのことでした。私が急いで迎えに行くと、長男がおなかを押さえて泣き叫んでいたのです……。
英会話の先生曰く、長男はおなかを押さえて痛がったり、途中で痛みが収まったりを繰り返していたそう。おなかのあたりを手で押さえていたので、私や先生は虫垂炎(いわゆる盲腸)を疑いつつ、とにかくまず病院へ連れていくことにしました。
病院へ着いてからも、「おなかが痛くて歩けない!」と泣きながら訴えてくるほどで……。病院では、触診やレントゲン検査、血液検査をしてもらいました。
原因はなんと…!?
診察の結果、原因は便秘の可能性が高いとのことでした。レントゲン写真を見ると、便が溜まっているのが確認できたそうです。確かに毎日出ていた便が、昨日は出ていませんでした。
虫垂炎や他の大きな病気ではないことがわかり、ひとまず私はひと安心。長男には便を出やすくする薬も処方されましたが、帰宅後薬を飲む前に自然と便が出て、本人もとても喜んでいました。そして痛みも少しずつひいていきました。
最初は、あまりにも痛がる長男の様子を見て、大きな病気かと思いました。今回は便秘が原因でしたが、子どもにとってはおなかの張りも涙が出るほど痛かったのでしょう。水分を多めにとったり食生活を見直したりと、便をしっかり出すことの大切さを改めて感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/蓬田あんころぴぷぺ
著者:鬼頭いちか
6歳と3歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。