寝かしつけ後に起きられない⋯
1人目である娘が生まれてから2人目の妊活を始めるまで2年ほど、私は毎日娘の寝かしつけ後に夕食の片付けや洗濯物を畳むなどをしていました。寝かしつけ後に残った家事をおこなうために起きなければならないので、娘がベッドに入る時間の30分後に目覚ましをかけていました。
しかしなかなかここで起きることができず、いつも目覚ましを止めて深夜まで眠ってしまう有様。夜中に起きて家事を終わらせ寝ようとすると、一度寝てしまったのが災いして今度はなかなか寝付けないという悪循環に陥っていました。
妊活を機に睡眠サイクルを立て直す
続けて眠る時間が短い日々が続き、いつも眠く、イライラすることも多くなっていきました。娘が2歳になるころから2人目を授かりたいと意識し始めましたが、自然に任せていると妊娠できないまま1年ほど経ってしまい……。
いよいよ妊活に本腰を入れようと思い、1人目妊娠のときもお世話になった漢方薬局で、日々の生活についてヒアリングを受けました。そして、体調を整えて妊娠するのにはまとめて眠る生活が不可欠との助言をいただき、思い切って子どもと一緒に21時台に寝てしまい、朝4時台に起きて家事や雑用をする生活に切り替えました。
早寝早起きで良いことづくめに
早寝早起き生活を始めてほどなくすると、日中眠くなることがなくなり、元気に過ごせるようになりました。それまでは朝の時間に余裕がなく、1日の始まりからイライラしていたのですが、自分の支度にも娘の支度にも余裕が持てるようになり、心のゆとりも生まれてきました。
また、以前は娘がなかなか寝つかないとき、「まだ起きてやることがあるのに、早く寝てよ!」とこれまたイライラの原因になっていましたが、一緒に寝てしまえるようになったことでこのストレスもなくなり、良いことばかりです。
睡眠サイクルを立て直したことで身体面にも精神面にもゆとりができたことがよかったようで、ほどなくして2人目を授かることもできました! やはり良質な睡眠は心身の健康に不可欠なのだなあと実感しています。現在は、週末だけ以前と同じように寝かしつけ後に起きて、夫婦の時間や自分の時間を持つようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 REIKO
作画/加藤みちか
著者:澤崎 凪
1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。