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「あなたの赤ちゃんは…」待望の妊娠!しかし病院でまさかの言葉を告げられ…

私と夫はかねてから、子どもは2人欲しいと思っていました。現在8歳の娘が2歳を過ぎたころから真剣に2人目を希望するようになり、妊活をスタート。タイミング法を試し、1年経ったころに妊娠が判明したのですが、その際に医師から想定外の言葉を言われてしまったのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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待ちに待った妊娠

基礎体温を記録してタイミングをとる中、生理予定日を1週間過ぎ、妊娠検査薬を試したら陽性!! 2度目の妊娠が判明したとき、1人目の妊娠中はトラブルがなかったこともあり、今回もスムーズに出産まで漕ぎ着けるだろうと思っていました。

 

そのため気楽な気持ちで産院に行きました。しかし、エコーで心拍を確認できてホッとしたのもつかの間、医師に「少し胎嚢が小さいね。また2週間後に確認しましょう」と言われたのです。

 

胎嚢が小さいと言われて

帰宅後にネットで調べてみると、胎嚢が小さいと流産につながる可能性が高いことがわかりました。心拍が確認できているし大丈夫と言い聞かせるけれど、不安に駆られる日々。

 

ちゃんと育っていますようにと祈るような気持ちで行った2回目、妊娠8週目の診察では、胎児の成長は週数通りだけれども、胎嚢が通常の半分ぐらいの大きさしかないと診断されました。そして、何もできることはないので、また2週間後に来てくださいと。

 

 

不安で検索魔となる

次の診察まで私は検索魔となり、「胎嚢 大きさ 8週」「エコー 胎嚢 見方」などのキーワードで検索して、ものさしでエコー写真に写る胎嚢や胎児の大きさを測ってみたり、同じように胎嚢が小さいと言われた人たちのブログを読みまくりました。

 

何を調べても結果は変わらないのはわかっていたのですが、調べずにいられませんでした。

 

3回目の妊婦健診

妊娠10週目、3回目の診察で赤ちゃんの心拍が停止しているのがわかりました。「残念ですが」という先生の申し訳ないという顔が今でも忘れられません。奇跡を信じていたのですが、叶わず……。

 

でも、事前に調べまくっていたので、どこかで覚悟はできていました。その後、夫と無言で家まで帰りました。赤ちゃんがおなかにいるのに、もう育っていないという事実がとてもつらかったです。

 

 

流産してしまい、悲しい結果となってしまいましたが、今でもおなかに来てくれたあの子のことは忘れていません。検索魔となっていたときはしんどかったのですが、心の準備ができたことで結果を受け入れやすくなっていたと思います。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

著者:小川恵子/30代女性・主婦。8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。

イラスト:miyuka

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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