夜中におなかの張り…これは陣痛?
2人目の出産から8年あいた3人目の妊娠経過は順調でした。そして、いよいよ出産予定日まであと1週間ほどとなったある日の夜中、おなかの張りを感じるようになりました。まさか、出産予定日より早く陣痛がくるなんて……と不安な時間を過ごすことに。夫は横で寝ていたので、何かあってもひとりではないと思い、様子を見ることにしました。
2回の出産経験から、おなかの張りは不規則で、まだ陣痛と言えるほどの痛みではなかったので、しばらくおなかが張る時間を計りながら、これが陣痛なのかネットで検索していました。そして、臨月に不規則におなかが張る状態を「前駆陣痛」ということを知ったのです。
前駆陣痛からのまさかの緊急手術!
おなかは張るものの痛みはあまりなく、間隔も不規則で眠れない夜を過ごしましたが、翌朝には張りがおさまっていたため、ひとりで健診へ行くことに。先生に昨夜の状態を伝えると、前駆陣痛かもしれないとのことでしたが、それよりも赤ちゃんが逆子になっているから、夫に至急連絡をとるように言われたのです!
夫もまさかの呼び出しにビックリ! すでに正期産の時期に入っているため、陣痛がくる前に、翌日、緊急帝王切開手術をすることになったのです。出産予定日まであと1週間と思っていた私は、まさかこのタイミングで逆子、しかも明日手術という事態に驚きを隠せませんでした。
かすかな願い叶わず、手術に…
2人目のときは羊水過多で臨月でも逆子が戻ったため、手術ギリギリまで体操とお灸をするよう先生から言われ、おこなってみましたが戻りませんでした。先生も私も手術の準備をしながらも逆子が戻ってくれることを期待しましたが、とうとう初めての手術台に上がることに。
麻酔の注射が痛くて、陣痛に耐えるように手に力が入りました。夫と実母が付き添ってくれて、手術は無事に終了。3,432gの元気な女の子が生まれ、無事に生まれた安堵感はありましたが、前日眠れていない疲れと術後の痛みが襲ってきました。部屋に戻ると上の子たちが来てくれましたが、うれしさより疲れが勝り、話す体力もなく、私は眠ってしまったのでした。
緊急にはなりましたが、七夕に生まれた娘には七夕にちなんだ名前を付けました。3回目の出産でまさか帝王切開手術することになるとは……。陣痛の痛みもそれぞれで、出産は何があるかわからないもの。夫としては、自然分娩はいつ生まれるかわからないので、帝王切開の場合は時間が明確な点がよかったそうです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
著者:松田みさと
長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
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