旬の野菜はおいしくて栄養がたっぷりな上に、値段もお手ごろ♪ ぜひ、毎日の離乳食に取り入れたい食材です。そこで野菜のおいしさ、使い方を知り尽くした野菜ソムリエのママに旬の野菜を使った簡単にできるおいしい離乳食レシピを教えていただきました。9月の旬野菜はにんじんです。にんじんの選び方や栄養、離乳食への使い方もご紹介します!
【9月の旬野菜】にんじんのポイント
にんじんは鮮やかで甘みがあるので、赤ちゃんも食べやすい野菜。カロテンを大量に含み、栄養価が高いのが特徴です。カロテンの語源は「キャロット」からきているほどです。和食にも洋食にも料理ジャンルを問わずに使える野菜なので、離乳食メニューの幅も広がりますよ。
冷蔵庫で保存するときは水分を失いやすいのでラップをしておくと良いでしょう。りんごやじゃがいものそばに保存しておくと、苦みが出にくいと言われています。
【離乳食初期】にんじんミルクパン粥
材料(1人分)
・にんじん ……10g
・サンドイッチ用パン ……1/4枚
・育児用ミルク(調乳済みのもの) ……大さじ2
・水(電子レンジ加熱時に使用する水) ……小さじ2
作り方
① にんじんは皮をむき、5mm程度幅の輪切りにする。
② 耐熱ボウルに①、水を入れ、ラップをふんわりかけて電子レンジ(600W)で約1分加熱する。
③ 滑らかになるまですりつぶして裏ごしをし、ゆで汁でのばす。
④ 耐熱ボウルに細かくちぎったパンと育児用ミルクを入れ、ラップをふんわりかけて、電子レンジ(600W)で約30秒ほど加熱し、すりつぶす。
⑤ 器に④、③を盛る。
【離乳食中期】にんじんポテトサラダ
材料(1人分)
・にんじん ……10g
・じゃがいも ……15g
・カッテージチーズ ……小さじ1/2
・水(電子レンジ加熱時に使用する水) ……小さじ2
作り方
① にんじんは皮をむき、5mm程度幅の輪切りにする。
② 耐熱ボウルに①、水を入れ、ラップをふんわりかけて電子レンジ(600W)で約1分加熱し、すりつぶす。
③ じゃがいもは皮をむいて水にさらし、アクを抜く。
④ ③をラップに包み、電子レンジ(600W)で約1分加熱し、熱いうちにマッシュ状になるまですりつぶす(パサつきがある場合は水を加えてのばす)。
⑤ ボウルに②、④、カッテージチーズを入れて混ぜ合わせる。
【離乳食後期】にんじんそぼろ煮
材料(1人分)
・にんじん ……20g
・鶏ひき肉 ……20g
・だし汁 ……大さじ2
・片栗粉 ……適量
・醤油 ……少々
・水(電子レンジ加熱時に使用する水) ……大さじ1
作り方
① 耐熱ボウルに鶏ひき肉と水を入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で約40秒加熱したあと、パラパラになるようにほぐす。
② にんじんは皮をむき、5~8mm角に切る。
③ 耐熱ボウルに②、だし汁を入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で約1分20秒加熱してやわらかくする。
④ ③に①、片栗粉、醤油を加え、さらに電子レンジ(600W)で約20秒加熱し、とろみをつける。
⑤ 器によく混ぜ合わせた④を盛る。
【離乳食完了期】にんじんレンジオムレツ
材料(1人分)
・にんじん ……20g
・ブロッコリー(花蕾部分使用) ……3g
・溶き卵 ……1/2個分
・マヨネーズ ……小さじ1/2
・水(電子レンジ加熱時に使用する水) ……大さじ1
作り方
① にんじんは皮をむき、1cm角に切る。
② ブロッコリーは花蕾部分を5mm程度に切る。
③ 耐熱ボウルに①、②、水を入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で約1分20秒加熱してやわらかくし、水気を切る。
④ ボウルに溶き卵、マヨネーズを入れ、よく混ぜ合わせる。
⑤ 耐熱ボウルに③、④を入れて混ぜ合わせ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で約40秒~1分加熱し、中までしっかり火を通す。
⑥ ⑤を食べやすい大きさに切る。
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※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんのようすをみながら離乳食をすすめてください。
※食物アレルギーのない赤ちゃんを対象にしています。アレルギーのリスクが疑われる場合や診断されている場合は、医師の指導にしたがってください。
※アレルギー表示は目安です。実際の食材および加工食品とは異なる場合がございます。パッケージ裏などに記載の原材料やアレルギー表示、成分表等をご確認ください。