毎日文句を言いにくる近隣の方
わが家は、家を建てる前はマンションに住んでいましたが、そこから車で1時間半かかる場所に新居を建てていたため、毎週土曜日にしか建設中の様子を見に行くことができませんでした。そのたびに家から出て文句を言いにくる近隣の男性。
もちろん建設中の騒音などでご迷惑かけることもあるので、前もってごあいさつに行っていたのですが、私たちが行く土曜日だけでなく毎日わが家の土地にきては、工務店の方に「うるさいから、直ちに工事を中止しろ!」「砂埃がとても迷惑だ!」と苦情を言っていたようです。
理不尽な言い分にも謝罪
わが家が新居を建てていることもあり、ご近所の方に騒音や砂埃などの迷惑をかけていることには間違いありません。ですので、近所の方に会うたびにごあいさつと謝罪をしていました。しかし文句を言う男性だけは日に日にヒートアップし、騒音のことだけでなく、私たち夫婦の身なりについても文句を言われるようになりました。
男性の理不尽さに私たちは飽き飽きしていましたが、「これでまだ苦情が続くなら一切関わらないようにする」と覚悟を決めて、ご自宅へ茶菓子を持ち謝罪に行きました。
救世主登場でスッキリ
その次の土曜日、建設中のわが家に着くと知らない女性が。すると急に深々と頭を下げられて驚きましたが、文句を言ってきていた男性の奥さんでした。しっかりとした奥さんが私たち夫婦に謝罪をしてくださりました。
ご主人が毎日文句を言いに行っていることは知らなかったそうですが、茶菓子が置いてあることに気付き、誰からもらったのか聞くタイミングで、これまでのことをご主人から聞いたそうで、謝罪にきてくださったようです。その後、改めて2人揃って謝罪にきてくださり、それから家が建つまで文句は言われなくなりました。
新築でワクワクしていたいのに、当初は不安や怒りが勝っていました。しかし今後長い付き合いになるため、どこかで最悪の状況に区切りをつけて割り切らなければ!と思いました。謝罪や私たちの言い分をじょうずに伝え続け、まさかの救世主のおかげもあり、今では外で会うたびにお互い気持ちよくあいさつできる関係になりました。
著者:平山 光
3歳と5歳の姉妹のママ。約1年の不妊治療を経て、無事第一子の妊娠が発覚。第二子は自然妊娠で授かる。アトピー症状のある第二子をきっかけに、自然食や自然治療法を勉強中。
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