赤ちゃんだって話せばわかってくれる!?
赤ちゃんの成長はうれしいものですが、成長途中にはヒヤっとすることが増える時期も。テレビボードやキッチンの引き出し、冷蔵庫を何度も開け閉めするのがブームな時期は大変でした。閉める際に指をはさみそうだったり、つい危ないものを入れたところを開けられてしまったり……。
「ダメ!」と大声を出して止めさせることはなるべくしたくなくて、まずは赤ちゃんの目を見て、「ここは開けたら痛い痛いだよ。やめようね」と心を込めて伝えてみました。しばらくは「やめようね」でやめてくれたわが子。ママの言葉がわかるなんてもしや天才?と浮かれたのも、束の間だったのです。
便利グッズが助けてくれる!?
数日すると、言葉だけではやめてくれなくなりました。そんなときに見かけた対策グッズを早速購入。家具の内側に取り付けてロックができ、マグネットのパーツで解除すれば開けられるという物でした。外からはロック部分は見えず、引き出しを開けようとした赤ちゃんはあれ?と不思議そうに。これで毎日ヒヤヒヤしなくて済むと、ホッとしました。
しかし、さすが便利グッズ!と思っていた矢先、なんと怪力のわが子は引き出しを思いっきり引っ張って、内側に貼り付けているグッズを剥がし取ってしまいました。
お札代わり?泣き顔マークが効果あり
たくさん取り付けようと思っていたパーツは、残念ながらわが家では出番なしに……。次に試したのは、マスキングテープに泣き顔のイラストを描き、引き出しに貼る作戦でした。なんだこれ?と見ていたので、「開けたらエーンエンだよ。冷蔵庫さん泣いちゃうよ」と説明。意外にもこの方法がわが家では一番効果があり、2歳になった今もマークは活躍中です。
ハラハラしてばかりで、1日を無事に終えるだけで精一杯。少しでも安心して過ごせたらと試行錯誤しましたが、わが家ではお手軽な方法が一番効果を発揮してくれました。子どもも少しずつ引き出しの開け閉めがじょうずになり、指はさみの心配もかなり減りました。いたずら好きは相変わらずですが、少し親子で成長できたかなと感じています。
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監修/助産師REIKO
著者:ときのせともこ
7歳と2歳になる5歳差の男の子兄弟のママ。結婚前は、生命保険会社で営業職を3年経験。趣味は子ども服を手作りすることやアルバム作り。年の差兄弟が一緒に楽しく過ごせる遊びを研究中。