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「つい言ってた…」実はNG!保育士が困っているお友だちとの関わりで親がやちがちなこととは?

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保育士の中田馨さんが、実は困っているお友だちとのかかわりで親がやりがちなことについて教えてくれました。「貸してあげなさい!」「返しなさい!」はNGなど具体的なケースをご紹介します。

ケンカする子どものイラスト

 

こんにちは、保育士の中田馨です。保育園は多くの友だちと過ごす場でもありますので、お友だちとの遊び方について考えることもあるかと思います。今回は、保育園での実例を紹介しつつ進めていきます。
 

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おもちゃの取り合いはコミュニケーションを学ぶ場

乳幼児と過ごしていると必ず起きるのが「おもちゃの取り合い」です。昔、自分の子どもとお友だちがおもちゃを取り合ったときは、まだ私も保育士の経験も浅く、新米の母親だったので、相手のママの顔色を見つつ子どもの気持ちを汲むことなく対応した経験もあります。

 

公園ではもちろんのこと、保育園でのお迎え時に自分の子と他の子がおもちゃの取り合いをしていた! なんて場面に遭遇することもあるかと思います。慌ててしまうかもしれませんが、怪我しないようであれば、少し落ち着いて対応しましょう。

 

おもちゃの取り合いは、これからの長い人生の中で、人とのコミュニケーションを学ぶ最適な場です。その場面の前に何が起きていたかを知ることが大切です。
 

「貸してあげなさい!」「返しなさい!」はNG

お迎えの際に、上記のような場面に遭遇したママが「貸してあげなさい!」と強く子どもを叱る場面を見てきました。

 

大人には「おもちゃを貸してあげられる子は、賢い子、優しい子」という価値観がありませんか?「貸してあげられないなんて、優しくないわね!」「返さないなんて、悪い子ね!」なんて思わず言ってしまうこともあるでしょう。でもそれは、大人の思いです。

 

一度その思いは横に置き、おもちゃで遊びたいという気持ちに共感することから始めます。「そうか、そうか。このおもちゃで遊びたかったんだね」と伝えます。そして、自分の子が使っていたなら「遊び終わったら渡そうね」「もうすぐ帰るから、少し遊んだら渡そうね」などを伝え、お友だちには「少し待っててね」と伝えます。お友だちが使っていたのなら「お友だちが使ってから返してもらおうね」と伝えます。

 

「貸しなさい」「返しなさい」と命令するのではなく、まずは遊びたい気持ちを共感してから、親がしてほしい行動を簡単な言葉で伝えると、子どもは聞き入れてくれることが多いですよ。
 


保育園でお友だちと関わり遊ぶことは、ここから長い人生の人間関係構築の土台づくりです。子どもの成長発達を、子どもの気持ちに寄り添いながら保育園と共に歩んでいけるといいですね。
 

著者

保育士 中田馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長


0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!


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