結婚後に知る彼の浪費癖
私は、23歳のときに同い年の彼と結婚しました。結婚を機に、お財布を一緒にした私たち。家計の管理は私が担当することになりましたが、彼の給与明細を初めて見たとき、私は目を疑いました。なぜなら、彼の給料はアルバイト並みだったからです。共働きでないと、とてもじゃないけれど生活できないくらいでした。
さらに結婚後、彼の浪費癖がわかりました。たばこは1日1箱ほど吸い、お酒も毎日たくさん飲みます。見栄っ張りの彼は、付き合いや遊びに行くと、必ず1~2万ほどの交際費を使うのです。
また、彼はコンビニが大好きで、基本的に買い物はコンビニで済ませます。スーパーやドラッグストアへ行けば安いものを、コンビニで買うのです。自分の給料に見合ったお金の使い方をしてくれず、私は、夫の浪費癖を改善しなければ、貯金ができないと思いました。
私がしっかりしなければ…
正直、私も節約は苦手なタイプ。しかし、彼と一緒にお金を浪費していたら、家計は大赤字になることが目に見えていました。貯金をしたい私は「自分がしっかりしなければ」と思ったのです。コンビニで買い物をすることは避け、スーパーやドラッグストアで買い物をしたり、ポイントを貯め、そのポイントを使って買い物や外食をしたりと節約方法を勉強しました。
とはいえ、私だけ節約したところで、彼が浪費していたら意味がありません。私は、彼にお金を使いすぎていることを指摘しました。しかし、彼の浪費癖はなかなか治りません。見栄っ張りの彼は、ポイントカードや割引券を出すことは恥ずかしくて嫌だというのです。
彼と話し合いのすえ…
彼の浪費癖は治らず、貯金も一向に貯まりません。共働きのはずなのに、ひどいときは家計が赤字になることも。私は、「結婚する人を間違えたのかな」とさえ思いました。とはいえ、好きで結婚した相手。言ってもわからないのであれば、と私は収入と支出を細かく書き出して夫に見せたのです。収支を見たことで夫は、やっと家計の状況を理解してくれました。
そして、私たちは支出を削れるところを話し合いました。話し合いのおかげもあり、彼の節約に対する意識にも変化が。お酒は缶ではなく、お得な大きいボトルで買って少しずつ飲むようにしたり、知り合いのところでアルバイトをしたお金を交際費にあてたりと、家計に負担をかけないよう行動し始めたのです。
彼の浪費癖がきっかけで、私たちは話し合いをする大切さを知りました。結婚して数年経ちますが、今でも私たちは話し合いをする時間を定期的に作っています。話し合いは、お互いに思っていることを言える機会でもあり、とてもよい時間です。
彼も節約に対する意識が生まれ、我が家は少しずつ貯金ができるようになり、今は幸せな日々を送っています。
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著者/東 あきえ