歯の生え始めから歯みがき習慣を
虫歯になりやすく、子どものころから大人になった今でも歯科通いをする私。そんな私だから、わが子には虫歯になってほしくない!と強く思い、子どもは乳歯が生え始めたときから歯みがきをする習慣をつけています。
歯ブラシを使うことに慣らしているので、1歳半になるころには自分から歯みがきをする子になったわが子。もちろん仕上げ磨きも欠かさずしていました。しかし1歳半ごろのある日、奥の歯に黄色くなった箇所を見つけたのです!
これって歯石? 黄色く変色した歯に動揺
最初は奥歯に黄色い食べ物が歯に挟まっているのかと気になりました。見えにくいので子どもの口の中にライトを当てると、歯ブラシでこすっても落ちない黄色い変色がありました。
歯みがきで落ちないということは歯石なのかも。虫歯にならないようにと歯みがきをしていたつもりだったのに、歯石ができるほどになってしまっていたとは……。子どもの歯については気をつかっていたつもりの私は、子どもの歯を守ってあげられなかったと動揺しました。
歯科医に見てもらって安心
その日から子どもの歯のことが気になり、仕上げ磨きを念入りにしたり歯みがき粉を変えたりしました。それでも気になる着色はなくならなかったので、歯科医に連れていくことに。
歯科医が診ると、歯石ではなく乳歯が生えたときからある先天性の変色ということでした。それを聞いた私は安心! 他の部分も診てもらうと、虫歯はなく歯みがきはきれいにできているとのこと。さらに虫歯などのチェックだけでなく、子どもの歯みがき指導までしてもらえたのです。子どもも診察や指導を嫌がらず、なんでもっと早く歯科医に連れていかなかったのだろうと後悔するくらいでした。
今回の体験を通して、歯のことで気になることがあれば自分ひとりで悩まずに、歯の専門家である歯科医にすぐに相談すればよかったのだと気づきました。家庭で神経質に磨きすぎて子どもが歯みがき嫌いになるよりは、定期的に歯科医に通ってしっかりメンテナンスするという方法もあると気づけて肩の荷がおりた私でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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作画/Michika
監修/助産師 REIKO
著者:三宅ちよこ
フリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。