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男女OK!ジェンダーレスネームが大流行中。2021年の注目の名づけエピソード

ベビーカレンダーでは、2021年に生まれた赤ちゃんの名前とそのエピソードを募集しました。そのなかから、今年の「赤ちゃんの名前ランキング」でも上位だった名前と、今話題を集めているジェンダーレスネームのエピソードをご紹介します!

ジェンダーレスネームが大流行中。2021年の注目の名づけエピソード

 

【男の子】名前ランキング1位「蓮(れん)」

男の子では4年連続「蓮」が1位。根強い人気を誇る「蓮」が令和を代表する男の子の名前にもなりそうです。 そして「陽翔」、「湊」が2位と3位にランクイン。そのほか、「碧」が昨年19位から急上昇してTOP10入りしました! 昨年に引き続き自然を感じさせる名前がトレンド傾向に。

 

蓮(れん)くん

「1、名字と合わせたときの画数で運勢のよいもの」

「2、夫の名前と同様に漢字1文字」

という2点にこだわりました。上記を満たす名前で夫と私の両方がいいね!と思える漢字がなかなか見つからず苦労しました。

 

最終的に2つの名前が候補に挙がりましたが、7月生まれということで、夏の花である蓮(はす)にちなんで「蓮(れん)」と名づけました。あとからわかったことですが、義両親に息子の名前を報告すると、なんと夫が生まれた際に付けようとした名前だったということがわかりました。夫が生まれた当時、「蓮」という名前は珍しいものだったらしく、義理母の親に反対されたそうです。時を超えて「蓮」という名前を選択したことに驚きと共に運命を感じた出来事でした。(Pinkyさん)

 

【女の子】名前ランキング1位「紬(つむぎ)」

一昨年は4位、昨年は2位と着実に人気を伸ばしていた「紬」が今年ついに1位に輝きました! そのほか、「凛」「葵」「澪」など漢字1文字の名前がランクを上げる結果に。また、「陽」という漢字を使った名前は10位以内に「陽葵」「陽菜」の2つ、「結」という漢字を使った名前も10位以内に「結菜」「結月」の2つが入るなど、女の子名前のトレンドにある程度の傾向があるようです。

 

 

紬(つむぎ)ちゃん

性別がわかるまで、どちらの名前も考えながらいましたが、夫は女の子の名前しか出てこず(笑)。 結果女の子とわかり、夫と候補を出しつつも、ふと急に私の頭に「つむぎ」と浮かび、最終的に夫VS私となりました。

 

画数を調べると夫の候補はよくなかったのですが、それでも諦めきれない夫は、もうひとつ候補を挙げ、3択で双方の家族や親戚に聞き回っていました。その結果……私の圧勝というか、全員私の候補の名前を言ったのでさすがに夫も撃沈(笑)。最終的に産むという大仕事をするのは、母親なんだから!と女性陣に諭され納得……という感じで「紬」に決まりました。これから始まる人生のなかで、強くそしていろいろな物事をつむいでいってほしい、夢や希望を叶える人生になってくれるようにと思いを込めました。(つむママさん)

男女OKなジェンダーレスネームが流行!

今年もっとも注目の名前は、性差を感じさせないジェンダーレスネーム。男の子でも女の子でも違和感のない名前をつけたかったというママやパパもたくさんいました。ジェンダーレスネームというと「あおい」が代表として挙げられますが、令和ならではのジェンダーレスネームも登場! 

 

弥琴(みこと)くん

男の子でも女の子でもいいようにと考えたのがこの名前でした。
実は私たち夫婦、名前を考えるにあたり名づけ本は一切読まず、マンガや小説を読み漁って考えたんです(笑)。もともとマンガや小説が大好きな夫婦なので、いろいろな本から候補を見つけては、「これはどう?」「なんかうちの子に合わない気がするからイヤだ」なんてやりとりをしながらも、「一番最初の贈り物だから」と必死に考えていました。

 

そんななか、私の好きな漫画のキャラクターの「みことちゃん」が、音がかわいくて一目惚れ。何個も何個も漢字の組み合わせを考えて、夫にプレゼンテーションをし、出生届の提出ギリギリまで悩みに悩んでようやくこの名前が決まりました。
 

漢字には、おおらかで物事を広く見られる、趣き深い子に育ってほしいという意味を込めました。実は漢字にも、私たち夫婦が昔軽音楽をやっていた関連で、弦楽器の「琴」が入っているなんて裏話もあります(笑)。
 

私たち夫婦の願望や好み、歴史が詰まった名前ではありますが、名前を呼ぶと満面の笑みを見せてくれるわが子を見て、悩みに悩んで贈ってよかったと思います。(みこまるさん)

 

陽澄(おと)ちゃん

母がピアノの先生、父が趣味でドラマー、姉は音大に進みましたが、私は医師の道へ進みました。音楽とは関係ない進路でしたが、音楽が好きなため、娘の名前は「おと」にしたいと思っていました。

 

母の名前の陽子の「陽」の読みが「お」であったため、太陽のように元気に、また澄んだ子になるようにと、「陽澄」と書き、「おと」と名づけました。また、現代はジェンダーレスの時代、男の子でも女の子でも通用する漢字にしました。(おとママさん)

 

 

央遂(おと)くん

パパの名前が「史寛(みお)」。「みお」って女の人は結構いるけれど、男でこの名前は珍しく、パパが友人と遊ぶときは友人が彼女に浮気を疑われることも多かったそうです。でも、パパ本人も私もこの名前が大好き。子どもにも男の子でも女の子でもおかしくない、でも男の子らしくカッコよく、漢字にはしっかり意味を込めて自分の名前を好きになってほしいという思いがありました。

 

ママが大好きなパパのように、みんなの中心に立ち広い心を持って、そして諦めずやり遂げる強い心を持ってほしいという願いでつけました。漢字の見た目がパパの名前と似てるのもお気に入りです。息子にも自分の名前を好きになってもらえるとうれしいです。(おとママさん)

 

 

近年、とくに人気のジェンダーレスネーム。今年はママやパパが意識してつけている傾向が強く表れていた気がします。今は名前の響きがジェンダーレスで、漢字で男の子らしさや女の子らしさを表すのが主流ですが、「陽澄」ちゃんのように漢字もジェンダーレスなものをつける傾向が強まるかもしれませんね。今後の名づけのトレンドにも注目です。


このほかにも「エピソード大賞」「グッドエピソード賞」を受賞したエピソードを発表しているので、チェックしてみてください♪

 

受賞者以外にも、名づけエピソードキャンペーンにご応募いただいた方のエピソードはすべて掲載しています。これから赤ちゃんの名前を決める方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターサトウヨシコ

    大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。

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