私は2人の子どもを育ててみて、それぞれの違いに驚かされています。泣かないけれど遊んでいて寝ない、突然夜泣きが始まる、おっぱいがないと寝られない、そんな子も多いですよね。わが家でも、赤ちゃんの寝かしつけでいろいろなことを実践してみました。
パパにイライラしてもしょうがない!
夜泣きして大変な時期ってありますよね。そのときに「なんでパパは起きないの?」と、イライラしても意味がないんです。男の人は赤ちゃんの泣き声に反応しづらいほど、深い眠りが得られるようにできているんだとか。
そのかわり、産後の女性は、短い眠りでも休息が得られるような睡眠に変化しているんだそうです。新生児期の3時間ごとの授乳がなんとか乗り切れるのは、そのおかげなんですね。
まずは、さすったりトントンしましょう!
赤ちゃんがグズグズし始めたら、おなかをやさしくトントン、抱っこで泣きやむなら、ゆらゆらしながら換気扇の近くに行ってみてください。換気扇のまわる音がおなかの中の音に似ていて安心するんだそうです。
また、タオルでゆるめにクルクルと巻くように包み込んで、そのまま置いておくと寝る子もいます。わが家ではスリングで抱っこも効果的でした。赤ちゃんが眠りそうになっても、布団に置いたとたんに泣いてしまうときは、上からママの体を密着させててしばらく待ち、ゆっくり離れてみてください。
【関連記事】
激しい夜泣きは、夫婦で知恵を出し合おう!
昨夜までスヤスヤ寝ていたわが子が突然大声で泣き出す……。そんな激しい夜泣きは予測不能なので疲れますよね。おっぱいを吸っても不機嫌なら、パパにも頼っていろいろな方法を試してみましょう。
ラジオやテレビをつけっぱなしにして、ザワザワした音を聞かせると安心する場合もあれば、ゆらゆらするのが好きならバウンサーを寝室に持ち込むのもいいですね。わが家では、部屋が変わるといいらしく、トイレの前や台所で寝たこともあります。
赤ちゃんの夜泣きは、ママにとっては体力的につらいことでもありますが、いつか終わるものなので気長に付き合ってあげましょうね。(TEXT:小林あこ)