すぐ抱っこしたらダメなの?小児科医が明かす「親がやりがちな夜泣きNGあるある」とは?

こんにちは。3児のママ小児科医の保田典子です。今回の「ラクになる育児」連載は、人気テーマ「やりがちだけど実はNGな親御さんの行動シリーズ」から「夜泣き」の話です。

この記事の監修者

医師保田典子 先生
小児科 | 高円寺こどもクリニック院長

2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。

小児科医的夜泣きNG行為

 

親御さんがやりがちな夜泣きのNG行為をまとめたいと思います。

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夜泣きの原因って?

夜泣きはいまだに原因がわかっていないとされています。夜泣きは生後3-4カ月ごろから始まることがあり(生後2カ月までは夜も昼もなかったですよね)、2歳ごろでおさまることが多いと言われていますが、実際には3-4歳でも続くことがあります。


夜泣きNGといっても、絶対にやってはいけないことではないので、安心して読み進めてみてください。

 

NG1:泣いたらすぐ対応する

夜泣きのきっかけはいくつかありますが、おなかが空いたり、おむつが気持ち悪いなどのほかに、「眠くて泣く」ということもあります。眠くて泣いている場合、抱っこなどであやしてしまうと、眠ろうとしている赤ちゃんを起こしてしまうことになるため、逆効果になってしまいます。


夜泣きしたときは、まずは10分程度様子をみてみましょう。もちろん、おなかが減ったんだなとかわかっていれば待つ必要はありませんが、「眠くて泣いているな」と思ったら、そのまま見守ってみてください。
泣いている赤ちゃんの様子をしばらく観察して、これは「おなかが空いたんだな!」と思ったら授乳する、「おむつっぽいぞ!」と思ったらおむつのお世話をしましょう。


結局間違っていても大丈夫です。いろいろ試行錯誤しながら「赤ちゃんセンサー」を育ててください。

NG2:寝る前のルティーンがない

人は「いつもと同じ」が安心する生き物です。それは赤ちゃんも同じで、「いつもと同じ流れ」があると安心しますし、安定します。夜泣き時代の赤ちゃんこそ、夕方から寝るまでの流れを同じ感じにすることをおすすめします。

 

お風呂とごはんの順番が逆になったり、コロコロと変わると赤ちゃんも混乱して眠りがうまくいかないことがあります。絵本を読んでから寝るなど、なるべく寝る前のルティーンを作った方が上手に寝られるようになると言われています。

 

NG3:寝る前の「明かり」に注意

人は光によって昼・夜を判断し、寝るためのホルモンが出されたりします。寝るときに明かりがついていると、うまく寝られないこともあるので、できれば真っ暗にした方がよいでしょう。

 

また、スマホやタブレットの光は、思いのほか赤ちゃんには刺激が強いんです。なるべく夕方から寝る1時間前からはディスプレイを見せないようにするのがベターです。

NG4:眠いのに無理やり起こしておく

「16時以降に昼寝すると夜寝なくなる」と言われています。それはある程度事実なのですが、赤ちゃんは疲れすぎてもうまく寝られなかったり、夜泣きをしたりします。夕方に寝てしまって夜寝なくなるのを恐れて、無理やり起こしたりすることがありますが、かえって逆効果になったりすることがあります。

 

夕方に疲れて眠たそうにしていたら、15~30分程度の短時間だけ寝かせてみてください。短時間であれば夜の寝つきにあまり影響しない子もいます。これは赤ちゃんそれぞれなので、「やっぱり寝かさない方がよく寝る!」というのであれば戻してみましょう。

 

 

最初に書いたように正解はないので、いろんな寝かしつけや夜泣きの方法を試してみて、赤ちゃんそれぞれに合った「ねんねスイッチ」を探してみてくださいね。それが見つかると、グッと子育てがラクになりますよ。
 

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