「えっ…毎年やってるの！？」義実家のお正月恒例イベントに驚き！

 

結婚して最初のお正月。夫の親族の集まりに初めて参加するということもあり、私は緊張していました。私の家族は昔から親戚付き合いが少なく、お正月も祖父母に会う程度。親族みんなが集まるなんてことは、冠婚葬祭以外ほとんどありませんでした。

 

一方、夫の親族は両家ともに集まるのが好きらしく、それぞれ20人くらいずつ集まると聞いていました。もともと大勢でワイワイ過ごすことが好きな私でしたが、当初は親族の輪に入れるか不安がありました。

 

しかしそんな心配は不要でした。親族の皆さんは温かく私を迎え入れてくれ、とてもオープンな方ばかり。そしてなにより驚いたのが、毎年お正月にはビンゴ大会をやるということ！ しかも義父方、義母方ともに、それぞれが開催します。

 

私自身、結婚する前からビンゴ運は強く、友人の結婚式や会社の忘年会などでいろいろな物が当たってきた経験があり、初参加ながら親族のビンゴ大会もとても楽しみにしていました。

義父方のほうは、それぞれの家庭にある不用品を持ち寄り景品として出品していました。使っていない日用品や子どものおもちゃ、食品やコスメ、家電など、景品はさまざま！ 今では、このビンゴのおかげで毎年年末には、出品できるものがないか家の不用品を整理するようになりました。

 

そして義母方のほうのビンゴ大会はそれぞれ家族ごとに会費を出し合い、集まった現金が景品として出品されます！ このときは、2等の現金とビール券をゲットすることができました。

 

共に義両親は盛り上げ役。ビンゴ大会の用意や司会進行を率先してやってくれ、とても盛り上がりました。

 

 

初めて参加したときは慣れない場に緊張していましたが、ビンゴ大会があることで場が和み、手持ち無沙汰になることがありませんでした。こんなふうに楽しくみんなで過ごそうというモチベーションの高い親族は、周囲でも聞いたことがありません。

 

賑やかに過ごすことが苦手な人にとっては疲れてしまうかもしれませんが、私にとっては毎年の楽しみになる、ありがたいイベントだなと感じています。夫と結婚したことで、明るく楽しい親族の一員になれたことを改めて幸せに思っています。

 

 

 

著者／山村智子