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妊娠中、体がかゆすぎて病院へ!一向に改善せず、セカンドオピニオンを受けるとまさかの診断結果が…!

もうすぐわが子に会えると思っていた妊娠8カ月過ぎ、大きくなったおなかや脚に起きたかゆみ。かゆみはだんだん強くなり、赤い発疹まで出てくるようになったのです。皮膚科へ行っても異常なし……。しかし、その後初めて病名が判明したのです。とにかくかゆすぎてつらかった妊娠中のエピソードです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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妊娠中、謎のかゆみが…

第1子となる息子を妊娠し8カ月を迎えたころ、なんだかおなかがかゆくなり、赤いボツボツとした湿疹もできるように。その後、かゆみは脚全体にも広がっていきました。そのころの私は、「今はちょうど季節の変わり目だし、もしかしたらアトピーが再発したのかな?」くらいに思っていたのです。

 

しかし日が経つにつれおなかのかゆみは増すばかり。初めての妊娠だった私は、かゆくてもおなかを掻いていいものかどうかわからず、皮膚科へ行くことに決めました。

 

皮膚科で言い渡されたのは

皮膚科に行き、アトピーが原因なのではないか?と先生に聞いたところ、アトピーではないと言われました。そして診察後、特に原因はなさそうだし、妊娠中なので……とかゆみ止めの内服薬も処方されず、保湿クリームのみをもらって終了。そんなものなのか〜と思い、その後は保湿クリームをこまめに塗って過ごしていました。

 

妊婦健診の際に助産師さんにも相談しましたが、特に何も言われず……。しかしその後もとにかくおなかのかゆみがひどく、ひたすら我慢する毎日でした。

 

 

セカンドオピニオンへ

妊娠9カ月になってもおなかのかゆみは一向に治らず、もう我慢できない!と思い、以前行った皮膚科とは違う皮膚科へ行くことを決意しました。そこで診察後、妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)と判断されたのです。先生に「出産後にかゆみは落ち着くはずだよ」と言われ、とても安心したのを覚えています。

 

ここの皮膚科では妊娠中でも内服できるかゆみ止めの内服薬と、塗り薬を処方してもらいました。おなかや脚のかゆみはだいぶ軽減されましたが、出産までスッキリと改善することはありませんでした。

 

 

不思議なことに、出産後しばらくしてから、あれだけかゆかったおなかや脚のかゆみはすっかりなくなりました。今振り返ると、妊娠性痒疹はアトピーで苦しんでいたころのかゆみよりつらかったと思います。あのころ、思い切って違う皮膚科へ行ったことは間違ってなかったなと思う今日このごろです。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラストレーター/ムチコ


著者:竹の内 由紀

5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。

 

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      セカンドオピニオンって大事なんだなって改めて思いました

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