生理周期が安定していた私
私は生理周期が安定しており、夫の両親とのお出かけ予定と生理期間は被らないはずでした。また生理前はいつも体調不良やイライラなどの諸症状が出るため、生理がくる兆候を掴みやすく、うっかり生理がきてしまった!という経験はあまりありませんでした。
夫の両親とは何度か会ったことがあり、実家に泊まらせてもらったこともありました。しかし、当時は結婚することを伝えたばかりの微妙なタイミング。予定が入った当初から私は少し緊張していました。
ランチに美術館、おもてなし成功と思いきや
夫の両親が希望するプランは、ランチを食べて美術館に行き庭園を散策するというもの。若かった私は、夫の両親に良く見られたい!と張り切ってお店を選び、新しいワンピースも購入してその日を迎えました。
当日のランチでは会話も弾み、料理もおいしく、終始和やかな雰囲気で過ごすことができました。結婚に向けた今後の動きも相談でき、今振り返っても懐かしい思い出です。ピンチが訪れたのは、その後美術館で絵画を鑑賞しているときのことでした。
スカートに血が! トイレで半泣きに
下半身に違和感を覚えた私は、まさか!とトイレに駆け込みました。下着は経血で汚れており、さらにスカートにも染みができていました。最悪のタイミングで生理がきたこと、1日目にしては普段より多い経血の量にパニックになりながら、下着にとりあえずティッシュを当て、着ていたカーディガンを腰に巻きました。
早く処置をしたいという気持ちでいっぱいで上の空だったためか、その後の記憶はあまりありません。ただ、なんとかその場はしのぐことができました。夫や夫の両親に気づかれなかったのは、不幸中の幸いでした。
食事のときや、車での移動中に生理になっていたら……と思うと今でもぞっとします。この経験をきっかけに、生理のとき以外でも常にナプキンを1枚かばんに入れて持ち歩くようになりました。
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監修/助産師REIKO
著者/uname