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「全摘か、部分切除か…」抗がん剤治療後の手術、考えた結果選んだのは… #40歳独身で乳がんになりました 17

「40歳独身で乳がんになりました」第17話。40歳独身で乳がんの告知を受けた、島野たみこさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は、乳がんを全摘するか、部分切除するかについて。具体的な説明を受けたのは抗がん剤治療が始まったあと、具体的な説明を受けることになり……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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乳がんを全摘するか、部分切除するか…

#40歳独身で乳がんになりました 17

 

抗がん剤治療のあと、乳がんの手術を受けることになります。

 

転院前の病院の先生からも、術前抗がん剤でがんが小さくなれば、部分切除できる可能性もあると聞いていたのですが、そのときは「小さくなるのはうれしいけれど、全部取りたい」と漠然と思いました。

 

私の手術は6カ月先。これから抗がん剤治療を進めながら、説明を聞いて考えてみることにしました。

 

#40歳独身で乳がんになりました 17

 

#40歳独身で乳がんになりました 17

 

抗がん剤治療が始まったあと、具体的な説明を受けました。

 

相談員さんから術後例の写真を見せてもらう機会があったのですが、実際の手術痕は、ネットで調べた図解のイメージと結構違っていました。

 

抗がん剤治療の結果、部分切除の選択も可能になりましたが、私は結局全敵を選択しました。

でも、写真で実像をきちんと知ってから決断できたのはよかったと思います。

 

#40歳独身で乳がんになりました 17

 

乳房の再建は希望しておらず、その気持ちは変わりませんでしたが、今後気持ちに変化があれば考えたいと思っています。

 

とはいえ、「つらいし怖いし、何も考えたくない」という心境の中、自分で決めなければいけない……。もっと乳がんの知識を持っていればよかったなと思いました。

 

次回は、医療費の管理について、私がしたことをお話しします。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター 島野たみこ

    2020年5月、40歳独身で乳がん告知。術前抗がん剤→右胸全摘手術→放射線治療を経て、現在ホルモン療法中。治療に苦しんだり人生に思い悩んだりしながら、手探りで得た経験をインスタで投稿中。

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