抗がん剤治療の副作用対策を調べる
私は抗がん剤治療をする。
誰に強要されたわけでもなく、置かれた状況の中で自分で決めたことです。
とはいえ、できることならしたくない! 怖い! そりゃそうだ! だって抗がん剤だよ?
でも、するのです。
「頑張ってよかった」と思える未来を期待して、するのです(2020年初夏のできごとです。マスクは省略しています)。
そのころの私は、抗がん剤の副作用について、先入観はないほうが良いと思うものの、調べて備えることで不安を紛らわそうとしていたのだと思います。
身近に抗がん剤治療の経験者がいなかったため、抗がん剤の副作用のイメージといえば、気持ち悪い・嘔吐・脱毛くらいしかありませんでしたが、実際は、抗がん剤の種類によって副作用も違ってくるようです。副作用の出方も個人差があるとは聞いていたのですが、私が思っていた以上に人それぞれ。
いろいろと知っていくうちに混乱してきたので、ノートに書き出して整理することにしました。
情報収集では、ネット上のコミュニティの皆さんにとてもとてもお世話になりました。 同じ時期に抗がん剤治療していた方や、私の質問にアドバイスしてくださった先輩方への感謝の気持ちはずっと忘れません。
そうして迎えた抗がん剤治療の前夜は「するしかない!」と言う気持ちと、不安で不安で仕方がないと言う気持ちでした。
病院から帰ってきてすぐに体を休められる環境を整え、念のためゼリーやレトルトのおかゆも準備。
このとき、コロナ禍でしたが、私の住む地域は警戒レベルが低かったため、通院の付き添いはできたので、妹に送迎と付き添いをお願いしました。
病院で血液検査、身長体重をしてから主治医の診察を受けることに。
主治医から抗がん剤治療を「できそうですか?」と聞かれました。
できるかといえばできないし、怖いし、したくないし無理だけれど、しなくて済むのならしたくないけれど……。
1回してみて、よほどつらかったらやめることだってできる、今までたくさん悩んですると決めたんだ、と思い「できますっ!」と答えました。
次回に続きます。
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