2歳の娘がイヤイヤ期に
娘が2歳になったころイヤイヤ期が始まりました。「お風呂に入ろう!」と言うと、お風呂と反対方向に走っていったり、着替えを嫌がって、なんとか着替えさせてもすぐに服を脱いでしまったり……。
食事も嫌がってあまり食べず、1日中娘のイヤイヤが続き、以前のように物事が順調に進まなくってしまいました。こんな日が何日も続くと私は心身ともに疲れてしまい、少し娘と離れたいとすら感じるようになってしまいました。
言葉の発達とイヤイヤ期
娘のイヤイヤ期が始まってから1~2カ月経って、仕事と育児の両立に行き詰ってしまった私は、娘を連れて2カ月ほど実家に帰省することに。実家に行ってすぐのころは、娘はやはり食事、着替え、お風呂すべて拒否することが多かったです。ただ、祖父母がたくさん娘に話しかけてくれたことで、娘は言葉が伸びて自分の気持ちを少しずつ言葉にして表現できるように変わっていきました。
相手の話している言葉も、少しずつ理解ができるようになったようでした。それからは、娘は着替えのときに「こっち!」と自分が着たい服を指定したり、食事のときに「ふりかけ!」と食べたい物を言葉にしたりできるように。自分の意見が通ったことで娘は満足したようで、少しずつ着替え、食事がスムーズに進むようになっていきました。
娘との接し方を見直して
以前の私は、「イヤイヤ期が過ぎるのを待つしかない」と考えていました。しかし、実家で祖父母がたくさん遊んでくれたことで、娘はとても明るく活発になって精神的にも安定して、イヤイヤすることが一気に減りました。この様子をみて、娘の気持ちをうまく読み取れるようになれば、イヤイヤは落ち着くのかも知れないなと考えるように。
それからは私は、娘とコミュニケーションを取る時間を増やしたり、言葉が発達するようにたくさん話かけたりしました。娘は言葉の成長とともに自分の気持ちを言葉にできるようになって、イヤイヤやかんしゃくはかなり減っていきました。
娘は、うまく自分の気持ちを表現できないイライラがイヤイヤとなって表れていたんだなと思いました。コミュニケーションの時間を増やし、言葉の発達に力を入れたところ、娘は自分の気持ちを言葉で表現できるようになり、イヤイヤすることが一気に減りました。現在イヤイヤ期は落ち着きましたが、今後も娘の気持ちを汲み取ることは大切にしていきたいなと思っています。
著者:本田 ひな/30代女性・主婦。2歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。
作画:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています