「あんたまだおむつ!?」息子に言う実母
息子が2歳2カ月、私が妊娠30週となったころ、里帰り出産のため実家にお世話になりました。息子も一緒に里帰りしたのですが、実母は「もう2歳過ぎたのに……。おむつなの?」と言い放ちました。その後もことあるごとにおむつの話をし、息子にまで直接「あんたはまだおむつなの!?」と言っていました。
産前産後の約3カ月という長い間、家事や息子の身の回りの世話をしてくれた実母には今でも感謝しています。しかし、私と息子を追い詰めるような発言は、未だに思い出してはモヤモヤしてしまいます。
さらに義母からはオマルの強要
同じ時期に義実家へ行くと、義母からも実母と同じように「まだおむつなのね。トイトレはいつから始めるの?」との発言がありました。さらに「オマルを早く買って座らせなさい」とも言われました。
私は息子が1歳を過ぎたころからトイレに設置する補助便座を用意し、座る練習をさせていました。しかし、オマルは購入していませんでした。なぜなら妊娠中の私に、おしっこやうんちをしたオマルの掃除をする余裕がなかったからです。私はそう義母に説明したのですが、その後もオマル強要発言は続きました。
実母や義母の言葉がすべてではない
息子は第1子で、私自身も初めてのトイトレ。どのタイミングでいつから始めるのが正解かというのがわかりませんでした。息子が2歳2カ月ごろ、試しにパンツをはかせてみても、おしっこを伝えることはできず失敗してしまいました。そして、おもらしをされると、私や息子が悪いのかというネガティブな気分になっていました。
しかし、周りのママ友に相談したり、インターネットでトイトレの情報を見たりしていると、誰が悪いということではなく、子どもの発達に合わせることが大切なのだとわかりました。そこで私は息子のトイトレを一時中断しました。
その後、様子を見ながら息子が2歳10カ月のころにトイトレを再開すると、以前より成功回数が格段に増えました。完全におむつが外れたのは3歳4カ月と時間はかかりましたが、あまり無理することなくはずすことができたので、息子にとってベストなタイミングだったと感じています。トイトレで必要なのは息子の成長を見極めること。実母や義母の発言に惑わされなくてよかったと思いました。
著者:都 うめこ
6歳男児と4歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。