年上の男性とデートを重ねていた私
私は大学生のころ、大学の近くにあった良いスポットで、ときどき写真撮影を楽しんでいました。そのとき、同じように写真撮影をしていた30歳以上年上の男性と知り合い、仲良くなりました。
連絡先を交換すると男性からデートに誘われるようになり、その後、私たちは何度かデートをしました。特に気になる男性がいなかった私には、断る理由もなかったのです。しかし、ある日、大学の後輩から告白されて……。私は考えた結果、後輩と付き合うことに決めました。
男性の態度が豹変!
後輩と付き合うことにした私は、男性に対し「後輩と付き合うことになったので、もう会えない」とメールしました。すると、返信文には今後会えないことは了承しつつも、これまで私と接してきた中で男性が感じた、私の嫌いな部分が延々と書きつづられていました。
それまで、その年上男性はとても紳士的でいつも私にやさしくしてくれていたので、あまりの豹変ぶりに驚き、「素の顔はこれだったのか……付き合わなくてよかった」と心から思いました。
まさかのカミングアウトが
男性から送られてきた内容はあまりにも大人げなく、例えば「食事をおごると言ったときに、あなたは一度断ったが、そのときに財布を出してまでは断ろうとしなかった」など、私の嫌いな部分を細かく指摘するものが多くありました。
さらに驚いたのが、「ドライブのときにあなたは助手席で眠っていたけど、いびきがうるさかったですよ」と書かれていたことです。驚いた私は親しい友人や家族に確認してみたところ、誰ひとりとして私のいびきは聞いたことがない、とのことでした。
もちろん、そのときに私がたまたまいびきをかいた可能性もありますが、男性からのメールには他にも事実かどうか疑うような記述があり、こんなにテキトーなことを言ってまで私を傷つけたいのかと、悲しみよりも驚きが勝りました。
大学生だった私は、自分よりも年上の人は精神的に成熟していて、余裕もあるものだと思っていました。しかし、この一件で自分より年齢がかなり上であっても、精神的に未熟な人もいるんだなと実感しました。
また、結婚する相手は年齢に関わらず、相手の表面だけを見るのではなく、その人の本質をしっかり見抜いた上で決めるべきだと感じたのでした。
著者/百田
イラスト/マメ美
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