この日のために私は新しい水着を購入しましたが、彼の反応はイマイチ。それよりも、彼は周囲をキョロキョロと見てずっと落ち着かない様子でした。そして「海の家に、かき氷を買いに行ってくるよ」と言うと、あっというまに姿を消して……。海に来て早々、私はひとり取り残されてしまいました。
彼の行動に驚きつつも、私もトイレに行きたかったので、彼のあとを追いかけることに。すると、海の家で目に入ったのは……彼が若くてかわいい店員さんに笑顔で話しかけている姿。背後からそっと近くに寄ると「え、かわいいね~」「俺、さっき着いたばかりなんだよ~」「他の人も一緒なんだけど」と、まるで彼女である私とは違う人と来たかのような発言が聞こえてきて、私は怒りが沸々……。
私が彼にぴったりくっつくと、彼は慌てて「あっ…かき氷ってある?」とわざとらしく話題を変えていて、「全部聞こえてたんだよ」という思いでした。その後、彼は「別にナンパしていたわけじゃないし」と聞いてもいないのに言い訳をしていて、呆れてしまいました。もともと彼が女性好きなのは知っていましたが、まさかデート中、堂々とナンパするとは思いませんでした。結局、楽しむ気が失せて、私はそのまま帰宅。その後、彼とはお別れしました。
著者:田中春華/30代女性・母。趣味は筋トレ
イラスト:ふるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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