ふたばくんお迎えのためにそらさんは保育園へ行きましたが、「やぁだ!!」と言ってふたばくんは、なかなか家に帰ろうとしてくれません。
保育園の先生の協力もあり、無事ふたばくんを車に乗せることに成功したそらさん。明日、家族でお出かけするときに持っていくおやつの話をすると、ふたばくんの機嫌が良くなってきました!
しかし、「チョコはまだ早いから、他のおやつにしよう」と話していたら、急に「うわあああああ」と叫び声が後ろから聞こえてきました。
「え……チョコはまだ早いって言ったから怒ってるの……!? それにしては怒りすぎのような……」とそらさんは思い、ミラーでふたばくんの方を確認してみると、そこには目を見開いて、上を見ながら叫んでいるふたばくんの姿が!
ふたばくんの様子がおかしいと思ったそらさんは、前回のけいれんのことを思い出しました。そして、これはけいれんだと気付いたのです……!!
落ち着け…!今子どもを守れるのは私だけだ…!
「うわあああああ」というふたばくんの叫び声を聞いたそらさんは、ふたばくんの目になにかが映っているのかと思ってたのですが、様子がおかしいことに気がつきます。
「けいれんだ……!」
このときのふたばくんは2歳10カ月。2度目のけいれんでした。今この状況で、子どもを守れるのは自分しかいないと思ったそらさんは、深呼吸をして近くの駐車場に車を停めました。
そして、かかりつけの病院に電話。すると救急車を呼んだ方が良いと言われ、119番に電話をかけました。電話がつながり、住所を聞かれましたが、外にいるため現在地がわからなく戸惑うそらさん。
しかし、なんとか近くにあるスーパーの名前と車を停めている場所を伝えることができました。救急隊の方から、いろいろな質問をされて答えた後、電話を切りその場で待機。15分くらいで到着すると言われました。
救急車を待ちながらそらさんは夫に連絡をしました。すると、夫に聞かれて、そらさんは母子手帳を持ってきていないことに気づきました。マザーズバッグに入れたまま、家にあることを思い出し、そらさんは青くなるのでした……。
◇ ◇ ◇
再びけいれんを起こしてしまったふたばくん。旦那さんは不在で、そらさん1人の状態です。今、ふたばくんの命を守れるのは自分しかいないと思い深呼吸をして、心を落ち着かせて119番通報をしました。緊急事態なのに、落ち着いて行動ができるそらさんすごいですね。