生後3週間で突然の発熱
息子が生後3週間のとき、少し風邪をひいてしまったようで鼻水がよく出ていました。数日が経ちましたが、息子の機嫌は悪く、泣き方に違和感がありました。夕方になって息子の体温は37.4度と少し高くなっていましたが、私は「泣いたあとだからかな……」と、それほど深刻な状況だとは思っていなかったのです。
夜になり、息子の熱が38.6度まで上がりました。慌てて小児救急ダイヤルに電話しましたが、コロナ禍のせいかなかなか繋がりません。翌日は日曜日だったので、休日当番医の小児科にかかることにしました。
緊急入院と命にかかわる病気
休日当番医の小児科に行くと、先生から「元気そうだけど、生後3カ月までの赤ちゃんの発熱は検査をしたほうが良い。大きい病院を紹介するから診てもらってください」と紹介状を渡されました。
大きい病院に着くと、小児科の先生から同じように「赤ちゃんの熱はしっかり検査したほうが良いので、このまま入院できますか?」と聞かれ、そのまま入院することに。2日かけて検査をすると、恐ろしい病気にかかっていることがわかりました。
受診の早さが命を繋いだ
息子は「敗血症」という病気にかかって、血液中に悪い菌が増殖している状態でした。主治医の先生は、「受診が数日遅れていたら危険だったかもしれない」と。赤ちゃんの熱は本当に怖いなと私は身をもって感じました。入院中、私は先生から息子の経過を聞いて、毎日良くなることを祈ることしかできませんでした。
その後、週間ちょっとで無事に完治して退院することができ、私はひと安心。急な出来事で驚きましたが、私はとにかく「早く受診をしてよかった……!」と感じるばかりでした。
生まれてすぐの息子が「敗血症」という、命に関わる恐ろしい病気にかかってしまいました。受診が早かったことで命が救えたそうです。熱が出てすぐに病院を受診して本当によかったなと感じています。赤ちゃんは抵抗力が弱いからこそ、一番近くにいる母親である自分が、子どもの変化に気をつけなければいけないなと改めて感じた出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 REIKO
著者:本田 ひな
2児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。