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「風邪だと思っていたら…」生後3週間の息子が発熱⇒検査の結果、命を脅かす病気だと判明!その後すぐ

生後3週間の息子が突然の発熱。病院を受診すると、息子の命に関わる病気が判明しました。小児科の先生からは、「受診するのが数日遅れていたら危険だった」と言われて……。赤ちゃんの発熱は怖いなと私が感じたエピソードです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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風邪かな!?生後3週間で突然の発熱

息子が生後3週間のとき、風邪をひいてしまったようで鼻水が出ていました。息子の機嫌は悪く、泣き方に少し違和感がありました。夕方になって息子の体温は37.4度と高くなっていましたが、「たくさん泣いたあとだからかな……」と、それほど深刻な状況だとは思っていなかったのです。


夜になり、息子の熱が38.6度まで上がりました。慌てて小児救急ダイヤルに電話しましたが、タイミング悪くなかなか繋がりません。翌日は日曜日だったので、休日当番医の小児科にかかることにしました。

 

小児科へ行くと大きい病院を紹介され…

休日当番医の小児科へ行くと、先生から「元気そうだけど、生後3カ月までの赤ちゃんの発熱は検査をしたほうが良い。大きい病院を紹介するから診てもらってください」と紹介状を渡されました。

 

大きい病院に着くと、小児科の先生から同じように「赤ちゃんの熱はしっかり検査したほうが良いので、このまま入院できますか?」と聞かれ、そのまま入院することに。2日かけて検査をすると、恐ろしい病気にかかっていることがわかりました。

 

 

受診が遅れていたら、危険だった可能性も

息子は「敗血症」という病気にかかっており、血液中に悪い菌が増殖している状態でした。主治医の先生は、「受診が数日遅れていたら危険だったかもしれない」と。赤ちゃんの熱は本当に怖いなと私は身をもって感じました。入院中、私は先生から息子の経過を聞いて、毎日良くなることを祈ることしかできませんでした。

 

その後、2週間ちょっとで無事に完治して退院することができ、私はひと安心。急な出来事で驚きましたが、私はとにかく「早く受診をしてよかった……!」と感じるばかりでした。

 

 

生まれてすぐの息子が「敗血症」という、命に関わる恐ろしい病気にかかってしまいました。敗血症は特定の種類の細菌が増殖することで引き起こされる感染症。重症の場合は生死に関わりますが、受診が早かったことで命が救えたそうです。風邪の症状と似ていることが多いようですが、熱が出てすぐに病院を受診して本当によかったなと感じています。赤ちゃんは抵抗力が弱いからこそ、一番近くにいる母親である自分が、子どもの変化に気をつけなければいけないなと改めて感じた出来事でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:本田ひな/女性・自営業。2児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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      もうちょっと詳しく教えて欲しいな と思いました
      +10 -0
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      敗血症というのがあるんですね。敗血症の原因や、どういう特徴や症状か知りたかった。参考にしたいので。
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      最後すぐに熱なんて生きた心地しなさそう

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