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「昨日まであいさつしてくれたのに…」ある日突然始まったお隣さんからの無視…驚きの理由にあ然

第2子が生まれてから半年ほど経ったある日、突然お隣さんからの無視が始まりました。何かしてしまったのだろうかと考えましたがわからず、続く無視にストレスがたまる日々。そして判明したのは、住んでいる土地ならではの理由でした。

「昨日まであいさつしてくれたのに…」

 

 

「昨日まであいさつしてくれたのに…」

 

突然始まったお隣さんからの無視

それまで、会えばにこやかにあいさつをしていたお隣さん。しかし、ある日から急にあいさつを無視されるようになりました。それは子どもたちを連れていても同じ。娘があいさつをしても何も返してくれません。娘には何とか「聞こえなかったのかもね」とフォローしつつ、「娘にまできつく当たらなくても……」と思ってしまう私。

 

最初こそ「知らないうちに何かしてしまったのだろうか?」と考えましたが、思い当たる理由もなく、お隣さんの一方的な態度にストレスを感じるようになっていきました

 

聞かされた驚きの理由

そんなある日、別のご近所さんが「今、大変でしょ」とこそこそと私に話しかけてきました。何かと思って耳を傾けると、「お隣の方、2人目が生まれたのに全然自分に頼ってこない、ってふてくされてたのよ」と教えてくれたのです。

 

聞くと、私が住んでいる土地は昔から、子育ては地域のみんなで協力するものという考えがあるのだそう。近所の方に子どもの世話を頼むのが当たり前だったため、お隣さんも「2人目が生まれたから、そろそろうちに声がかかるだろう」「いつでもうちは預かってやれる」と楽しみに言っていたそうなのです。しかしいざ生まれてみると、なんの声もかからない。そんな状況を「いつまでたっても頼ってこない」と怒っていたというのでした

 

 

時間が解決することを待つことに

お隣さんが勝手に期待し、裏切られたと思っているので、わが家にはどうしようもありません。そもそも昔と今の子育て環境は違いますし、わが家は義実家が近いのでお隣さんに頼る必要はない状況。そしてお隣さんに関してはあいさつ程度の関係で深く知っているわけでもないので、子どもを預けるのは少し尻込みしてしまいます。

 

そのためわが家としては、今後も無視をされようがあいさつだけは続けることに。今はあいさつのたびに無視をされるので嫌な気持ちにはなりますが、理由がわかった分、それまでのように大きなストレスを感じることはなくなりました。
 

 

 

これからも長く付き合っていくであろうお隣さんなので、子どもたちが大きくなるに従っていつか気持ちがほどけ、今までのように気持ちよくあいさつをかわせる関係に戻れればいいなと思っています。それまでは根気よくあいさつを続けていくつもりです。

 

作画/山口がたこ

監修/助産師REIKO

 


著者:山口花

田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。

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