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憧れのマタニティライフを満喫「えっ!?」妊婦健診でウキウキの毎日が一変→医師から耳を疑う言葉が?

待ち望んだ初めての妊娠。SNSで妊娠前から見てきた憧れのマタニティライフ。幸いつわりもひどくはなく、体調も穏やかだったので、日々を楽しくもゆったりと過ごしていました。しかし、あるとき妊婦健診で医師から思ってもいなかった言葉をかけられしまい、私のマタニティライフは一変してしまったのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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妊娠初期は順調なマタニティライフ

私は妊娠がわかったときから、夫とカフェに行ったり、実家でたわいのない話をしたり、マイペースに過ごしていました。さらに、赤ちゃん用品店で出産準備や産後のために用意をしながら過ごす日々は、毎日心が躍り楽しかったです。

 

また、友人に聞いた話やSNSの情報から、産後なかなか夫との時間が取れないと思い、2人でしか行けない所へ行ったり、できないことを実行したりするために、産前旅行の計画を立てていました。

 

急に言い渡された「自宅安静」

その日もいつものように、特に何も言われることももなく妊婦健診が終わるんだろうなあと思っていました。しかし、現実は違ったのです。

 

「子宮頸管が短くなっています。このまま短くなってしまうと早産に繋がる恐れがあるので、自宅安静するようにしてください」と突然告げられたのです。妊娠24週目のことでした。「仕事もせず、運動もしていないのにどうして……」と自分を責める日々が始まりました。

 

 

安静にしながら精神的に参る日々…

自覚症状はほぼありませんでした。おなかが張る感じもなく、痛むこともありませんでした。夫と2人で計画していた産前旅行を急きょ中止に。車に長時間乗ることの振動によって、さらに子宮頸管が短くなる恐れがあるためでした。

 

思い描いていた華やかなマタニティライフとは程遠い安静生活が開始。精神的に参ってしまいましたが、毎日横になりながら「おなかの赤ちゃんを守るため、頑張らなければ」と自分に言い聞かせ、乗り切ることを決意しました。

 

徐々に受け止め、見つけた希望

自宅安静中は家事やトイレ、お風呂以外は基本横になる生活です。夫が協力的なのもあり、家事全般すべてほぼひとりでおこなってくれました。家で2人で横になりながら映画を観たり、ホットプレートで焼き肉を食べたり、何げないことを家で楽しめるように工夫し、そのおかげで2人で心穏やかに過ごすことができました。

 

励みになったのは、「きっと2人でゆっくりできるのも今だけだから、楽しく過ごそう」という夫の言葉です。自宅安静中も、健診で大きくなったわが子を見て、さらに前向きに気持ちを保つことができました。

 

 

その後、妊娠36週で出産しました。生まれたあとは保育器に1日入っていましたが、その後は元気に過ごすことができました。幼稚園に通い始め忙しい毎日ですが、娘の成長を日々感じることができてうれしく思います。自宅安静を言い渡された当時は、今までできていた生活ができなくなり、戸惑いました。しかし、頑張った娘と自分のことを笑顔で振り返ることができています。これからも娘との時間を大切にしたいなと思います。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

著者:木野つむぎ/30代女性・主婦。2018年生まれの女の子のママ。おだやかな娘と夜勤あり夫と3人暮らし。

イラスト:シュー子

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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      私も子宮頸管 1.2 CM で自宅安静になりましたよ

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