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「あと1時間…」その間にけいれんが起きたらと思うと不安になって… #熱性けいれんで救急車3回よんだ話 14

「熱性けいれんで救急車3回よんだ話」第14話。そらさんの息子ふたばくんが1歳半〜2歳10カ月の間に4回起こった熱性けいれんの話を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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3度目のけいれんは、ふたばくんが2歳10カ月のとき。

 

そらさんは先生に言われた通り、ふたばくんのけいれんしている姿を撮影しました。

 

そして夫が救急車を呼んでくれて、10分弱で到着。そらさんとふたばくんは、救急車に乗り込みました。

 

救急車に乗ってしばらくすると、目を覚ましたふたばくん。まだ、ぼーっとしていたのですが、そらさんのことをしっかり認識できていました。

 

病院に到着して、まず先生はふたばくんの意識を確認。次に、けいれんの様子を撮影した動画を見てくれました。

 

動画を確認し終わり、「血液検査をしてみましょうか?」と先生。血液検査をすることで、熱性けいれんなのか、他の病気なのかがわかると言いました。

 

ふたばくんは採血をするため、看護師さんと別の部屋へ。

 

すると、聞いたことのないほど大きなふたばくんの泣き声が聞こえてきたのです……。

もうあんな思いはこりごり…

そら14話

 

そら14話

 

そら14話

 

 

そら14話

そら14話

 

そら14話

 

 

そら14話

 

そら14話

 

 

血液検査から、涙を流して帰ってきたふたばくん。そらさんは「よく頑張ったね……!」と言って、両手でふたばくんのほっぺを包んであげました。

 

そして、自分の車で病院へ向かっていた夫も到着。一緒に先生の話を聞きました。

 

「血液検査の結果は今日中に出ないので、後日経過観察を含め結果をお伝えします」と先生。そして、けいれんをくり返しているのでけいれん予防薬を処方され、帰宅することになりました。


疲れてしまったのか、すぐに寝付いたふたばくん。解熱剤を使ったので、熱も下がりました。しかし、しばらく経つと解熱剤の効果が薄れてきたのか、熱が出てきてしまいます。

 

次に解熱剤を入れられるまであと1時間あったので、どうしたらいいかを確認するためにそらさんは、病院に電話をしました。

 

「今回の場合、残り1時間くらいであれば次の解熱剤を使ってしまってください」

 

先生にそう言われて、解熱剤を入れるとだんだんと熱も下がり、元気に遊び始めたふたばくん。

 

そのまま2日間、解熱剤とけいれん予防薬を使いながら過ごすと、ふたばくんの熱は下がりました。

 

そして、血液検査の結果も問題なし。元気に登園できるようになったのですが、2、3回目のけいれんから1週間後、保育園から連絡がかかってきたのです。
 

◇   ◇   ◇

 

ふたばくんの熱も下がり、血液検査の結果も問題がなく安心したそらさん。いつも通りの生活が戻ってくると思いきや、保育園から連絡が。ふたばくんに何かあったのでしょうか? けいれんを起こしたばかりなので、心配になってしまいますね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターそら

    まん丸たれ目がトレードマーク、2019年1月生まれの息子・ふたばの母。30代、デザイナー兼イラストレーター。子育てのなかの癒やしをブログやSNSで発信しながら、夫とふたばと3人暮らしを満喫中♪

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