授乳がきつい!便利な授乳クッション
私は初めての出産で、当然ですが授乳も初めて。壊れそうな小さい新生児の頭と体を支えながらの授乳はそれだけで大層気をつかい、腕がつりそうでした。そんな中、授乳室で出会う先輩ママが抱えている大きな授乳クッションが目に入りました。
大きすぎて病室に持ち込むのが面倒だからと、私が購入しなかったアイテムです。授乳時に赤ちゃんの体を支えてくれるだけでも、かなりラクそうに見えて、「購入しておくべきだった……」と後悔しました。
おしりを守ってくれた円座椅子!
出産経験者から事前に聞いてはいましたが、出産時のおまたの傷も、本当につらかったです。ベッドに横になっているときはまだ良いのですが、授乳をするときや食事のときはしっかり座らなければなりません。
恥ずかしながら、「傷が痛い!」と看護師さんに泣きながら訴え、円座椅子を貸してもらうことに。退院までこの椅子を愛用し続け、これを持って帰りたいと心の底から思いました。
退院してからも地獄!?
退院後は、実家にお世話になりました。赤ちゃんのお世話以外はすべて母に頼りきりだったのですが、何もしていなくても体がつらく、数時間おきの授乳や自分の身の回りの作業だけなのに、思うように動けない状態……。
そして、退院後も円座クッションがないと座れなかったので、退院前に母に買ってきてもらっていました。円座クッションとは傷が治るまで約1カ月、どこに行くにも一緒でした……。授乳クッションは、かさばるからと結局購入しなかったのですが、腕の筋肉から全身の筋肉が痛んだので、今となれば買えばよかったと後悔しています。
振り返ってみれば出産は一瞬で、入院も5日程度のことです。でも、出産直後の体は自分が思う以上にダメージを受けていました。普段の私なら我慢できたり、やすやすとこなすことができる動きも、出産後はままならずよろよろと動くことが精一杯。やはり産後はできる限り、自分を甘やかしてあげるべきだと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
著者:佐藤みほ
都内在住の30代会社員。2歳の男の子と毎日奮闘中のシングルマザーです。