「スーパーの常連さんになってあげる」その日から赤字続き。なぜ!?
信じられないお客さまとは、娘が通っているピアノ教室にいる、自慢話とマウントが大好きなママ友・A子さん。
ある日、道で遭遇するとA子さんは「アルバイトをしなきゃ習い事をさせられないなんて哀れねぇ~!」と今日も意地悪ばかり。その上、「私がスーパーの常連さんになってあげるわ!」と大張り切り!
翌日、スーパーに現れ私のレジに来たA子さんは、半額の値引きシールがついた高級肉を持っています。
でも、この高級肉に半額シールはつかないはず……。
しかも、こんな真っ昼間に、この半額のシールがつくはずがない!
何かの間違いではと伝えると、「手に取ったときにはシールが貼ってあった!」と大騒ぎ。店長がしぶしぶ承諾すると、翌日から同じことを繰り返すようになったのです。
A子さんが店に来るようになってから赤字続き。確固たる証拠を掴むために、私は店長たちと協力してある作戦に出ます!
半額シールを貼り替える常習犯だった!
翌日も「今日は高級和牛よ!」と大きなバッグを手にやってきたA子さん。
私たちが隠れていることも知らずに、防犯カメラの影で半額シールを貼り替え、高級和牛をレジに持ってきました。
レジを打った私は「半額で10万円です」と笑顔。金額に驚くA子に、「値段も見ずに、勝手に半額シール貼ったんですか?」と詰め寄ります。
「こちらの商品代金、きっちり払っていただけますね? それとも、これまでのこと含め、警察に行きますか?」
私の言葉に、「夫にだけは連絡しないで!」とA子さんは大慌てですが、自業自得です。お店から連絡を受け到着した夫に、こっぴどく叱られ深く反省した様子。
その後、お店の被害額を確認し、夫が一括で支払ってくれたそう。
隠れて悪いことをしているつもりでも、必ずどこかでバレてしまうものですね。